「飲食店辞めたいけど何すればいいかわからない」←選択肢は5つだけです

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クマログ
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飲食店・ホテルで料理人として15年ほど勤務した後、IT企業のマーケティング職へ転職。仕事の大半をブラック企業で過ごしたため、内部事情にはめっぽう詳しい。【飲食店の裏事情】【仕事・転職】【ブラック企業体験談】 が主なテーマのブログを執筆。都内在住アラサー男子。
飲食店
飲食店で社員やってます。キツすぎます、もう辞めたいです

こういう人多いのではないでしょうか?


というか飲食店で社員をやったことある人、今現在でも続けてる人でさえ必ず「辞めたい」と思う時がありますから。僕はもう5000回ほど辞めたいと思いました。


じゃあ実際「辞める」となると、いったいどんな行動をすればいいのか?

「辞めたい…」飲食店社員がとるべき行動とは?

長時間労働、休日出勤の強制など、飲食店をやめたい理由は無数にあると思いますが、とるべき行動は決まってます。

  • とるべき行動・選択肢(難易度をE~Aで査定 パワプロをイメージして)

①「やめたい」気持ちを我慢して続ける
難易度【E】
②やめてフリーター(ニート)になる
難易度【C】
③他業種、他職種に転職する
難易度【B】
④ブラックではなくホワイトな飲食店で働く
難易度【A】
⑤独立開業する
難易度【SSS】

①「やめたい」気持ちを我慢して続ける 難易度【E】


一時の感情だけで辞めることになれば、この先どんな職場に行っても同じことを繰り返します。


俗にいう「辞めグセ」。


飲食店に限らず、どんな仕事も「辛い時」、「楽しい時」があります。


「やめたい」と思うほどつらかったら、一緒に働く仲間やあこがれの人を思い浮かべ、モチベーションを再び維持出来る心理状態まで回復させましょう!







と言いたいとこなんですが、「飲食店やめたい」と思う理由の99%が

  • 拘束時間の長さ
  • 休日の少なさ
  • 給料の低さ
  • 働いている周りの人達の異常さに気がつく

だと思います。


あれ、


モチベーションを維持できる要素がないじゃん…

飲食店の離職率が高いのが納得出来ます。


「辞めたい」と思って実際に行動するより、そのまま現状維持するほうが難易度は断然低い


だって変わらぬ日常をそのまま何も考えずに続ければ良いだけですから。


ということで、「耐えて続ける」というのは難易度が一番低い選択肢です。

②やめてフリーター(ニート)になる 難易度【C】

「我慢して続ける」よりも難易度が高いのはなぜ?w

それは、

■金銭的・社会的理由などで「やめたい」と思ってもなかなか行動が出来ないから

■「辞めます!」となかなか言いにくかったり、「人員不足」などを理由に辞めさせてもらえないから

飲食店勤務に限らず、「仕事やめたい」と思うことは多々あると思いますが、実際に「やめる」行動をとる人は少ないです。


説明するまでもないですが、次の転職先を決めないまま辞めると

■収入が途絶え、生活することが困難となる

■無職(ニート)になると周りからどう思われるか怖い

こういう不安が切り離せません。

「会社をやめる」というアクションは、ものすごく勇気のいる決断であり、慎重に検討する必要があるのです。


なので、「やめる」のは自分の感情以外にも、つきまとう要素があるため、我慢して続ける選択よりも難易度は高めとなってます。

③他業種、他職種に転職する 難易度【B】

悲しいお知らせですが、

飲食業界から他業種・他職種への転職は難易度メッチャ高いです。

ブラック企業に入ると転職に不利な4つの理由【新卒は絶対読め】

2020.04.24

【新卒は特に】飲食業界の就職・転職はやめておけ【元料理人が語る】

2020.04.14

上の記事で詳しく解説してますが、簡単にいうと…

■飲食業界で得られるスキルは限定的なものばかりで、転職希望先(他業種・他職種)にアピールしにくい

■ハッキリ言えば、他職種・他業種で役に立たない

■飲食店はブラック企業が多いので、知らずに転職するチャンスを奪われている

あくまで、難易度が高いだけです。

不可能ではありませんので安心して下さい。

本気で飲食店を抜け出したいと考えるなら、早い段階で計画的に、他業種への転職を検討しましょう。


最近では忙しくても転職活動を行える「転職エージェント」が多数あるので、いくつか登録して、事前に次の職場の情報収集をしておくのが良いでしょう。


私クマログも転職する際には必ず複数登録するようにしてました。


体力的、精神的にもキツイですが、このまま飲食店を続けるか、他の世界へ飛び込むか、どちらが良いか今一度考えてみて下さい。

④ブラックではなくホワイトな飲食店で働く 難易度【A】

飲食店社員
今の飲食店、労働環境も人間関係も最悪で早く辞めたい。
でも、飲食の仕事は好きだし、自分からやりたくて始めた仕事。
どうすればいいのかな…

【結論】:ホワイトな飲食店へ転職しよう!

「ホワイトな飲食店」というと語弊があるかもしれません。

【辞めたい原因が】

■拘束時間の長さにウンザリ
→労働時間の短い飲食店を探す

■給与の低さがヤッてられない!
→今よりも高い条件を提示してくれる飲食店を探す

■人間関係が嫌
→日々店内に活気があり、従業員の笑顔に溢れてる店を探す

「考え方、とるべき行動」そのものは実に簡単な話です。

しかし、実際自分が納得するような飲食店に巡り会うことは簡単ではありませんし、働きながら次の職場を探すのはもっと大変。

■「休みが少ない・拘束時間が長い」
→体力的にキツく、しかも時間がないので転職活動すら出来ない

■人間関係やその他労働環境
→精神的に疲弊してたら思考と判断力がなくなり、正しい選択が出来ない

ぶっちゃけた話、飲食店だと転職先なんていくらでもあります。

自分が納得するお店かどうかは別問題ですが…。

「ホワイトな飲食店に転職する」というのは難易度高めです。

⑤独立開業する 難易度【SSS】

やめておきましょう。

てか選択肢は大きく2つしかない

気がついた人もいると思いますが、「飲食店やめたい」と思っている人がとるべき行動、もしくは選択肢は

■続ける

■辞める

このどちらかしかありません。


いままで何個かあげた選択肢が、全部茶番になりますが、大きく分けたら「続ける」か「辞めるか」の二択になってしまいます。

黒か白か。選択肢が少ないからこそ迷うな

飲食店社員
選択肢少な、悲しすぎるでしょ。

全然そんなことありません。

むしろ、決断するべきことがたった2つしかないのですから、迷う要素がありません。

続ける

飲食店社員
飲食店の仕事は本当にキツイ。何回も「やめたい」って思う。
でも、せっかく今まで頑張ってきたし、ここで辞めるのはもったいないから続けたい…

これでいいのです。


辞めるか続けるか迷っている時が一番苦しいので、どちらか一つに決めてしまえば、後は頑張るのみ。


「やめたい」と迷った上で「やっぱり続ける」というのは立派な決断です。恥ずかしがることはありません。僕なんてホテル修行時代、毎日、てか一時間ごとに「やめたい」と思ってましたから。


人間誰でも挫折や絶望を目の前にして、どうしても立ち止まってしまう時があります。


でも、それは自分が成長するための試練であり、それを乗り越えなければ価値のある「経験」・「スキル」は会得できません

辞める

飲食店社員
もう我慢出来ない。
辞める決断をしました。

それもありです。

決断さえすればあとはやるべきことは見えてますから。

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2020.05.19

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