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Yahoo!ニュースを流し読みしていたら、こんな記事を発見しました。
パワハラや手当の未払いが続くような会社は疑う余地がないほどのブラック企業です。辞めて正解。
この記事を読んでびっくりしたのがまず、辞めた後の人間に対しても執拗に連絡すること。人間性の低い上司から休日に何度も何度も暴言ばかりのメールを送られてきた経験はありますが、辞めたとこからLINEなどが来た経験はありませんので驚きました。
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「ブラック企業上司からLINEが…」ツッコミどころ
この記事の内容と、LINEのやり取りがヤラセではなく真実なものであるとしたら、この元上司の人は「本当に社会人か?」と疑いたくなるほど。
「お前が辞めて現場がまわらない」の直後に「お前は出来損ない」
いやいや、どっちだよ、ただの暇人かよ。戻ってきて欲しい人間に対して見下した態度で交渉しちゃダメよ。この上司が営業マンだったら絶対に仕事出来ない人確定なのバレバレ。
「信頼を失いたくなければ」もう辞めてますが?
辞めた会社に信頼も何もなくね?
「返事は5分以内となんども教えた」
出ました、ブラック企業特有の価値観の押し付け。
在職中の社員に対してならまだしも、辞めた人間に対しても使おうとする。これは失笑です。
遅すぎる謝罪
「おれが原因だった、すまない」
辞めて次の職場で働いている人間に対して言っても何も響きません。
「もう一度戻ってきてくれないか?」
戻るわけありません。
「君の力が必要」
これはブラック企業が従業員を社畜化するためのカラクリの一部です。
■「お前は家族だ」
■「社員は仲間だ」
■「お前が必要だ」
真面目な人の心理を逆手にとり、無理難題を断れなくする手口です。このような臭い言葉を真に受けて「自分は必要とされている!」なんて感情になってはいけません。
「あの頃より給料を倍にする」
絶対に嘘。
在職中の手当を出さなかったブラック企業のことを信用してはいけません。
「ブラック企業からのLINE」(bizSPA!フレッシュ)から学べること
■ブラック企業は辞めた後も連絡が来る可能性がある
■辞めた人間にもブラック企業の思想を布教し続ける人もいる
■「給料倍にするから戻ってきて」これは絶対に嘘
自分も以前勤めた大嫌いなブラック企業の関係者全員ブロックしました。
この記事から学べることは、「うちの会社ヤバい」と感じたらすぐに行動して、次の転職先を見つけてブラック企業を抜け出す大切さ。
「仕方ない」
「我慢するしかない」
時には耐え忍ぶことも大切ですが、ブラック企業は長くいれば長くいるほど辞め辛くなります。
- ブラック企業に長く在籍すると
■体力的・精神的に疲弊し、冷静な思考力・判断力を失う
■入社当初の「おれの会社やばくね?」という疑いがいつの間にか消え去り、意義を唱えることや、否定することに無関心になる
■疲れ果てるので、思考ストップ状態な毎日を送ることになる
→これが俗に言う「社畜」
もし自分が上記に当てはまったとしても、落ち込む必要はありませんし、自分を責めることはしないでほしいです。
全部ブラック企業、そして、そこに所属する経営陣が、真面目な人の心理を逆手にとり、従業員を意のままに操る仕組みが悪いのです。
解決策は一つだけ。
自分からも客観的にみてもブラックな会社であれば、速攻辞めることです。