

- 飲食店の仕事はなぜ疲れるのか?一番の要因は… - 2020年12月17日
- 立ち仕事による疲れを予防・回復する方法と続けることの危険性について - 2020年12月12日
- ソフトバンクカードのプリペイドの使い方・店員への頼み方【簡単】 - 2020年12月7日
最近では「料理男子」とか「おうちごはん」といった言葉があるように、一人暮らしの人でも積極的に家で自炊や料理をする人が増えているようです。料理全般の作業が好きな人でしたら、毎日家で作るのは苦ではないと思いますが、時間がなかったり、毎日疲れてヘトヘトの人はなかなか続けられないものですよね。
「自炊したいけど続かない…」という人向けに、今回は私が考える自炊のメリットとデメリットを挙げ、そのデメリットを改善するための考えを紹介します。
(どちらかというと、一人暮らしの人向けです)
目次 クリックで非表示→
クマログが考える3つのメリット
①食費が安い
もはや説明不要ですね。食材を買ってきて自分で作った方が断然安いというメリット。
コンビニで売ってる100円のおにぎりは家で米を炊いて作れば、海苔や具材含めて30円で作れます。300円で売ってるサンドイッチは80円くらいで作れます。牛丼も家で作れば一杯120円くらいで、カレーに至っては一皿90円ほどで作れてしまいます。
②選べる楽しさ
コンビニや総菜売り場で買う弁当などの商品には、必ずしも自分が好きな具材ばかりがはいっているわけではありませんよね。運よく自分の好物ばかりで作られていても、「また唐揚げか…、今日は魚の塩焼きが食べたい気分なのに…」、「キャベツの細切りとコーンだけのサラダ、飽きちゃった」などとその日の気分によっては気が進まない時も巡ってきます。
その点、自分で一から料理をすれば、好きなものを好きなだけ食べれますし、自由な組み合わせで作ることも可能です。
③特技となれば、周りから褒められる
自分で料理してみて美味しく出来たらものすごく嬉しい気持ちになります。そして、作ることがどんどん楽しくなっていき、いつの間にか料理が得意になってたりします。
「○○くんの特技は何なの???」って聞かれて何答えたらいいのか迷う人も、「う~ん、料理かな(ドヤ)」って言えるようになったら素敵ですよね。上手に綺麗に作れたら、今流行りのインスタに載っければ「すごーい!」と周りからも反応も良くなるかも。
理由はわかりませんが、一人暮らしの男性が家で自炊してると公表すると、「え、すごい!」、「偉い!」と、ものすごく褒められる傾向にあります。ただその場の勢いで言ってるだけなのかはわかりませんが、真面目な人という印象を相手に与えられるらしいですね。少なくとも自炊してて、悪く言われたり馬鹿にされたりすることはないでしょう…。
クマログが考える3つのデメリット
①手間と時間がかかる
やはり最大のデメリットが時間の消費です。
自炊に費やす時間 = ①献立を考える ②食材買い出し ③調理 (④食事) ⑤洗い物(片付け)
となります。
何を作るか考えて、その食材をスーパー等で購入。切ったり、お湯を沸かしたり準備をして、いざ調理開始。美味しく出来て腹も満たされたところに待ち構えるのが、洗い物と片付け。これらを全部合計したら、最低でも1時間はかかってしまいます。
毎日仕事でヘトヘトで帰ってきて、この一連の作業を毎日繰り返すのはなかなかキツく感じますし、1か月や1年の長い目で考えると、自分の自由に使える時間をかなり時間を使っていると気づかされます。
②計画性がないと外食やコンビニより高くつく
「自炊=節約」という概念があります。私も先ほど自炊するメリットの一つに食費が安くなるという点を挙げました。
しかし、むやみやたらに食材を買ってきて、成り行きで適当に作っていたら、コンビニで弁当買うよりも結果的に食費が高くなります。
例えば、スーパーでほうれん草一袋が「広告の品」として格安で売られていて、それを買ったとしても、一度に食べきれなかったため、残りを保存しておくつもりが、数日後に腐らせてしまい無駄にしてしまうこともしばしばあります。
それ以前に、ある程度の調味料をそろえる必要があるので、思っていたよりも食材にかかる費用が高くなるのです。調味料も買い過ぎて、一度使っただけで冷蔵庫の奥に永遠と放置され、気が付いたらカビだらけだった…なんてことも。
また、より美味しいものを食べたいばかりに、高価な食材ばかりを買ってしまい、出来合いの商品よりもうんと高くなってしまうこともあります。
③無意識に栄養バランスが偏る
何を作るのかを自分で決めるので、当然使う食材は自分で選ぶことになり、かなり都合の良いことですが、自分で選べるという自由があるからこそ、無意識に栄養バランスが偏ってしまう可能性があるのです。
意識して健康に気を使っている人は良いのですが、好きなものを好きなだけ食べれる故に、好きなものばかりを買ってしまい、ほぼ2~3回の内容の食事のメニューのローテーションになってしまいがちです。
「慣れ」と「知識」でデメリットを消しちゃえ
先ほど挙げた2つのデメリットなのですが、ある程度の「慣れ」と「自炊(料理)の知識」によって解消することが出来ます。
「慣れ」に関しては、とにかく数をこなすしか身に付きません。誰でも最初からスムーズに効率よく料理することは難しいと思うので、せめて「休みの日の夕飯だけは自分で作ってみる」などと、ハードルの低いところから一歩踏み出して慣れていきましょう。
「自炊(料理)の知識」は、テレビのクッキングコーナーを見たり、レシピ本で簡単に勉強できてしまいます。あとは、自分の母親にメールやLINEで聞くのもおすすめです。遠く離れた親御さんと連絡し合うきっかけにもなり、きっと喜んでわが子に教えてくれるはずです。また、昔自分に作ってくれた懐かしの味なので、きっと真似したくなります。
一人暮らしの方は、料理のレパートリーを増やすために、せめて1冊くらいは簡単なレシピ本を持っておくと良いでしょう。最近のは写真が多く、盛り付け例やお皿も可愛かったりして料理するモチベーションが上がります。栄養バランスのことも考えているレシピ本があれば最高ですね。
「めんどくさい」から「楽しい」を目指して
ありふれた内容ばかりになってしまいましたが、最後にクマログが一番言いたいのは、
「料理できるようになったら絶対楽しいよ!」
の一言です。
最初から無駄なく効率良く、そして美味しく料理はなかなか出来ません。ですが、普段はボーっと見ていた料理番組を集中して見てみたり、毎月買ってる雑誌をひと月分我慢して楽しそうなレシピ本を買ってみたりするなど、意識を少しずつで良いので変えて、1歩ずつトライしていけば、必ず出来るようになり、楽しくなっていきます。