野菜ジュースは飲んでも意味ない?効果や栄養について考える

コンビニやスーパなどには数多くの野菜ジュースが並んでいます。日々の野菜不足を気にして積極的に野菜ジュースを買って飲んでいる人も多いのではないでしょうか?

パッケージには「1杯で一日分の野菜!」などと書かれており、飲めば野菜を多く摂取している気分になります。ですが、本当に野菜ジュースを飲んだだけで野菜を食べたことと同等の効果や栄養が摂れるのでしょうか?一部では、野菜ジュースを飲んでも何の意味もないとまでする見解もありますが本当のところはどうなのでしょうか…。




私もKAGOME「野菜一日これ一杯」を飲んでいます

unnamed-13

一人暮らしの人は特に野菜不足になりがちな傾向にあります。そこで少しでも野菜をプラスしたいという思いから、クマログもほぼ毎日朝食の時にコップ一杯の野菜ジュースを飲んでいます。

いくつかの種類の野菜ジュースを飲んできましたが、KAGOMEの「野菜一日これ一杯」が一番味も気に入り、飲んだ後のスッキリ感も好きです。やや濃い味ですが、氷を2個ほどいれて飲むとちょうどいい味になり飲みやすくなります。

unnamed-14

どうやら野菜ジュースを飲むことで、食べすぎを抑える効果があるらしいです。たしかに、コップ一杯の野菜ジュースを飲むと、想像以上にお腹に溜まるので、腹持ちもよく感じます。この野菜ジュースはコップ一杯分に、厚生労働省が推進する「健康日本21の目標値」の350g分相当の野菜を濃縮しているらしい。ただ、注意しなければならないのは、コップ一杯分を飲んだとしても、生の野菜350gを摂取したことと同等とは一切書かれていないところです。350g分を濃縮しているということだけの記載です。ちょっと誤解を生むような表現なので気を付けなければなりません。

unnamed-15

このジュースに使用されている野菜一覧が載っています。実際に30種類の野菜を集めるとなるとかなりの量になりますが、それが粉砕されているとはいえ、全部含まれているとなるとすごいことですよね。生姜まで入っているとは…。

製造過程で栄養が…

さて、ここからは野菜ジュースの効果や栄養について考えていきます。

果汁100%と書かれた野菜ジュースは、本当に野菜や果物のみで作られているのでしょうか?それは「No」です。何種類もの大量の野菜・果物を粉砕し、火にかけて果汁や水分を飛ばしています。火にかける理由は加熱殺菌を兼ねて、製品を日持ちさせるためです。この水分を抜く過程を濃縮といいます。そして、濃縮されてカラカラになりかけたものに水を加えて元の濃度に戻すことを還元といいます。この製法を「濃縮還元」といい、野菜ジュースだけでなく、市販で出回っている100%ジュースのほとんどが同じ作られ方がされています。



残念ながら殺菌や濃縮のために加熱された野菜や果物は、ビタミンCと食物繊維が失われてしまいます。なので、結論を言うと、野菜ジュースを飲んでも、野菜を食べたと同等の栄養を摂取することは出来ません。

飲んでも意味ない?いや、効果はちゃんとある!

上述した説明だけを聞くと、「野菜ジュースを飲んでも意味がないんだ…」と思ってしまいそうですが、そうではありません。たしかに製造過程によって栄養が失われてしまいますし、野菜や果物そのものを食べた方が栄養価は高いですが、完全に効果がないわけではありません。水が加えられ、さらに栄養が失われつつあるものの、野菜ジュースを飲むことで数十種類の野菜を摂取することには変わりはありません
「飲まないよりはマシ」と言いたいわけではなく、たとえ栄養が過熱によって失われたとしても、野菜本来の効能や薬膳効果などは失われることはないため、体の中で栄養となります。

野菜ジュースが「意味がない」などマイナスなイメージがあるのは、パッケージに書かれた大げさな表現が理由であるとクマログは思います。先ほど書いた私も飲んでいるKAGOME「野菜一日これ一杯」の場合だと、「コップ一杯で厚労省推進、野菜350g」という書き方。この部分だけを読むと、まるで350gの野菜を食べたと同じ効果があると信じてしまいますよね。野菜ジュースのほとんどが、こういった誇張表現が使われており、それによって健康や栄養を専門とする人達から反発される傾向にあるのです。

繰り返しになりますが、野菜を食べたと同等の栄養を摂取することは出来ませんが、栄養はちゃんとありますし、飲んで意味がないということはありえません。あくまで栄養補助を目的として日々の生活に取り入れるのが理想ですね。



ABOUTこの記事をかいた人

クマログ

一人暮らしのサラリーマン男子。元料理人なので一般の人より料理には少し詳しい(はず)。日々時短、効率の良さを探求中。めんどくさがりだがブログでは「丁寧で誰でも理解できる!」というのを心掛けて執筆している。また健康オタクでもあり、栄養やダイエット等にも詳しい。節約や食べ歩き、音楽など趣味も多数。