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飲食店で働いていて、今、このような心境の人はいませんか?

労働時間の長さや人間関係の悪さなどを理由に「辞めたい」と感じてる人は飲食店にはたくさんいます。
「辞めたい」といっても、数カ月後とかではなく、今この瞬間にでも辞めたくなる時が多々あるのが過酷な飲食店の世界。でも、退職の相談や手続きをする気力もない…。
そんな時の最終手段が「バックレ」。
バックレようと計画している人へ、とりあえず落ち着いて私の話を3分だけでいいので聞いて下さい。
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「バックレ」はありか?なしか?
もう先に結論をお伝えします。
(リスクを承知した上での)バックレはあり
です。
当記事の結論
■体力的にも精神的にも限界に達している場合はバックレで自分の身を守ろう
■しかし、バックレはリスクやデメリットも多くあることを理解すべし
■「退職代行サービス」を使用するとバックレのリスクやデメリットを回避できる
「バックレ」の意味とその背景

そもそも仕事においてのバックレとは、連絡や相談なしにある日突然出勤拒否をし、職場にいかないこと。シフトや勤務表で決められた日に出勤しないのは、無断で休むことなので一般的な考えだと「バックレ=ダメ」となるでしょう。
最近ではバックレることを「飛んだ」と表現することもあります。空へ飛び立つように突然消えていなくなったことを揶揄してるのでしょう。
ですが、飲食などのサービス業やITベンチャーに多い
「ブラック企業」
では、従業員に対して異常なほどの長時間労働を課したり、パワハラやセクハラなどの嫌がらせが日常的に行われるため、正当な手続きなんかせずに「今すぐにでも会社辞めたい…」と真剣に悩む人も多数いるのも事実です。
ルール違反してるブラック企業のルールを守るのはやめとけ

ブラック企業は社員の退職の相談や申し出を拒否したり、先延ばしにする傾向があります。これはかなり危険な会社であり、おとなしく従っていたらブラック企業の思うつぼで人生を台無しにしかねません。
どの会社も、「辞める場合は1ヶ月以上前に上長に報告する」というルールを設けてますが、バックレを考えているならその会社の決まりを守る必要はありません。
労働基準法を守る気がさらさらないブラック企業の言うことを素直に従い続けるのはやめましょう。過労死ラインを遥かに超えた労働を課してるヤバい会社が決めたルールに従うのはもうやめませんか?
そもそもホワイト企業だったり、従業員満足度の高い職場では「バックレ」をする従業員なんていません。バックレる社員が多発する会社は間違いなくブラックです。
バックレるリスクも考えて

とは言うものの、
バックレにはデメリットがあったり、リスクが高いということ充分に理解する必要性があります。
バックレるデメリット・リスク
①直近の給料がもらえない可能性がある
②職場や上司から電話やLINEがひたすらかかってくる
③退職に必要な書類が貰えない
④離職票に「懲戒解雇」と記載されるおそれもあり
⑤転職先が決まってなければ、しばらくの間無職になる
⑥次の職場にバックレたことが伝わる可能性
⑦万が一、気が変わって戻りたくなっても認められない可能性大
当たり前の話ですが、連絡なしに休めば上司や職場の人間から何度も電話が来ます。そして、次回振り込み予定の給料も全額もらえるかかなり怪しいところ…。
給料が振り込まれないよりも厄介なのは、保険証や、会社に返却すべきものを所有してる場合は会社に返却する必要があるということ。
「会社行きたくない」
「上司・同僚の顔なんか見たくない」
という理由でバックレたにも関わらず、また自分から会社に出向かないと行けないのは本当キツイ。
また、飲食店をバックレて他の飲食店で働く場合、風の流れで噂が運ばれ、バックレてやめたことが伝わる可能性が高く、イメージが悪くなる恐れもあります。
アルバイトのバックレと社員のバックレでは重みが違う

飲食店ではアルバイトの従業員が急に出勤しなくなったり、連絡が取れなくなったりすることは珍しくありません。
アルバイトがバックレたとしても、数回電話して連絡が取れない場合は深追いしたり呼び戻したりなどせずに諦めるのが一般的です。
しかし、これはアルバイトの話であり、
正社員がバックレた場合は会社やお店もただ単に放置するわけにはいかないので、本人確認が取れるまで連絡することをやめません。
「バックレはダメ」とみんな言うけど…

バックレを決行した場合のデメリットやリスクをいくつか紹介しました。
これだけ読むと
「バックレはやめておいたほうが…」
「まともな退職手続きをしたほうがいい」
などの意見が飛び交うのが普通でしょう。
私も先程は「(リスクを承知の上での)バックレはあり」と言いましたが、「バックレ」と「正当な退職手続き」とどちらのほうが望ましいか?と聞かれたら「正当な退職手続き」と言わざるを得ません。
これに関しては社会人のみんな知ってますし、ましてやバックレを考える人が一番わかっていると思います。ですが、「バックレたい…」と悩んでいる人の気持ちも理解してあげてほしいと思います。
正当な退職手続きをして円満に辞めれば良いものを、なぜあえてバックレることを考えるのか…。
「辞めます…」正式な意思表示が出来ない理由

辞めたいなら「辞めます」って直接言いに来いよ!
それが出来たら「バックレ」なんてしませんし、考えることすらないでしょう。
どこの会社も1ヶ月前に退職の意思表示をするのが常識と考えられてますが、日々働いている中で、精神的にも体力的にもツラいと感じている人にとって、「辞めます…」と自分から切り出すことは、かなり勇気がいることです。
■「ちゃんと希望通り辞めさせてもらえるのか?」
■「怒鳴られたりしないだろうか?」
■「退職日までの期間、嫌がらせされたりしないだろうか?」
■「そもそも、数ヶ月前から辞めたいって言ったのに辞めさせてくれない…」
些細なことに思えますが、辞めたいと考えている人にとっては上長に「辞めます」と切り出すことが、ものすごく苦しいのです。
バックレ体験談をインタビューしてみた

元飲食店正社員のBさん(31)
6年前にバックレで飲食店を退職。日常的に先輩や店長からのパワハラに悩まされており、月間労働時間は400時間を超える時も。
–無断で出勤を拒否しようと…、いや、バックレる決意をしたのはなぜですか?

それに加えて毎日店長や先輩から暴言を吐かれたり、みんなの見えないところで足を蹴られたり、調理器具を投げつけられたりしてて精神的に限界でした。
–それはキツすぎますし辞めて正解だと思います。バックレる前に「辞めます」などと事前に相談はしなかったのですか?

「人がいないこんな状況で辞めるのは認めん!」
「辞めたければ代わりの人を連れてこい」
の一点張りでした。
こちらがやめようとすると気を悪くするので、段々と退職の相談がしにくくなりました。
–たちの悪いブラックな職場の典型ですね。バックレた後にどうなったか簡単に教えて頂けますか?

体力的にも精神的にも余計に疲れるのでしばらくの間携帯電話の電源を切ってました。
–お店の人や会社関係の人が家に直接来たりはしましたか?

3日ぶりに携帯の電源をつけたら留守番電話やメールには「家に行くぞ?」みたいな脅しに近い内容もありましたが結局来てません。
人が足りなくて僕の家に来るヒマもなかったのかもしれませんね。
–突然従業員が来なくなったら連絡を入れるのは当然とはいえ、家に来ようとするのはちょっと怖いですね。その後の退職の手続きはどうなりましたか?

向こうも僕を呼び戻すことを諦めたんだと思います。
結局、制服や保険証、ロッカーの鍵などを返却するために本社へ足を運びました。
–雇用保険被保険者証や離職票、給料に関してはどうでしたか?

書類等は、僕がメールで「郵送してほしい」と希望したため、後日送って貰えました。
–バックレたことで後悔したことはありますか?

ですが、バックレたとしても、退職の手続き等で結局は上司や会社の人のとこへ行かなければなりませんので、かなり気まずかったです。
–インタビューにご協力頂きありがとうございます。最後に、バックレようか悩んでる人へ向けて何かメッセージがあればお願いします。

「バックレたおまえが言うなよ」
という声が聞こえそうですが、バックレを実際に経験した僕だからこそ言えることです。
もう仕事行かなくて良いんだという安心感と同時に、バックレてしまった罪悪感や不安感で心が押しつぶされそうになります。出社拒否をしても会社の人と結局は連絡を取らないとダメなのが苦痛すぎるので、正式な手続きを踏んでから辞めるに越したことはないと思います。
–実際にバックレを実行したBさんだから言えることですね。しかし、正式な手続きで飲食店を辞めたくても、それが出来ないからこそ悩んでいる人も多いのが現状ですよね。

–「退職代行サービス」ですか。最近よく耳にしますね。利用すればスムーズに会社を辞めれると評判ですが、料金が発生するのですね。

–なるほど。一人で悩み苦しんでる時が一番しんどいのは想像つきます。

バックれるにしろ、そうでないにしろ、必ず次の転職先を決めてから退職することをおすすめします。
–Bさん、本日はありがとうございました。
管理人クマログのかつての飲食店の同僚を取材。
現在は飲食業界ではなくインフラ業界のルート営業をやってるBさんのお話でした。
バックレるリスクよりも怖いのが精神を病むリスク

大事なことなので繰り返し言いますが、「バックレはあり」と言いましたが、もちろんリスクはあります。
それらを全部理解した上で、「バックレる」という選択肢を選ぶのであれば、私からはもうコレ以上何も言いません。
私の考えですが、
バックレるリスクよりも、無理を続けて精神を病むリスクのほうが危険
こう思います。

少し休めば治るような症状と思われているかもしれませんが、完治するのが難しい病気です。
うつなどの精神疾患は仕事どころか日常生活にも支障をきたします。
生きる喜びと人生の楽しみを根こそぎ奪う恐ろしい病気なので、なんとしてでも防がなければいけません。
まとめ
長くなってきたのでここまでの内容をまとめておきます。
◆特に命に危険が及びそうな労働を課せられている場合はなおさら
◆出来ることなら正当な手続きを行って退職するのが理想だが、無理をして精神を病むのは絶対に避けたい
退職代行サービスを検討してみませんか?
ここまで読んで下さったということは、今のあなたはこんなことを考えてませんか?
飲食店を辞めようと考えている
▼
退職の相談をするのが怖くてバックレることを検討してる
▼
一方でバックレる勇気がイマイチ出なくて悩んでる
▼
なので心の中ではまともな退職の手順に従って辞めたいと思ってる
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でもやっぱり言い出せなくて余計に悩んで苦しい思いをしてる
▼
というか退職に関しての面倒くさいことは全てやりたくない
もし上記に該当するのであれば、退職代行サービスを利用することをオススメします。

退職代行サービスを使う最大のメリットは、自分の代わりに退職交渉を全て行ってくれるところです。
極端な話、依頼さえすれば自分は会社に対して何もすることなく「気がついたら退職していた」という状態になるのです。
・辞めたいけど言えない
→自分の代わりに言ってくれる
・面倒な退職の手続きをやりたくない
→自分の代わりに全てやってくれる
・辞める職場の人間に会いたくない
→手続きを進めてくれるので会う必要がない
退職までの不安や心配事を一切考える必要がないので、次の職場が決まってない人は転職活動だけに集中できます。
ぶっちゃけ、退職するまでの一連の流れで一番しんどいのは「辞めます」と報告に行く瞬間だと転職回数5回の著者は感じてます。
自分の意思を伝えにいくだけの単純なことのように思えますが、「辞めます」と言った後に、上司や同僚から悪口言われたり、スムーズに辞めさせないように妨害されるんじゃないかなどの心配が生まれるのです。

ですが、退職代行サービスを利用すれば、そんな悩みや不安といったものを一切考える必要がなくなるので、心がだいぶ軽くなります
サービスを利用するのには多少の費用がかかりますが、相談は無料。相談してもらったからといって必ず利用しなければいけないということでもありません。
悩みや不安を打ち明け、魅力的に感じたのであれば利用してみるのも良いでしょう。
あなたのこれからのキャリアを応援しています。
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もう仕事行きたくない…
怖いけどバックレようかな…