【コロナ禍の飲食店】辞める?続ける?実際に転職した私の本音を公開

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クマログ
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飲食店・ホテルで料理人として15年ほど勤務した後、IT企業のマーケティング職へ転職。仕事の大半をブラック企業で過ごしたため、内部事情にはめっぽう詳しい。【飲食店の裏事情】【仕事・転職】【ブラック企業体験談】 が主なテーマのブログを執筆。都内在住アラサー男子。

当ブログを読んでくれた20代前半の方からこのような問い合わせがありました。

飲食店正社員
飲食歴2年目の社員です。
コロナとか緊急事態宣言とかで職場が振り回され続けています。
正直疲れました。
このまま飲食で仕事を続けるべきでしょうか?
いっそのこと、若いうちに他業種へ転職すべきですか?

コロナ禍ということで特に深刻な状況へ追い込まれているのが飲食業界。働いてて不安になるのは当然のことでしょう。


続けるべきなのか?それとも辞めるべきか…


去年の緊急事態宣言中に転職活動を行い、15年勤めた飲食業から他業種へ転職した著者が本音を語ります。

「緊急事態宣言や感染対策に疲れたから飲食辞めたい」という理由はあり?

先に結論から言います。

・飲食の仕事が大好き
・将来は飲食の経営者、もしくは自分の店を持ちたい
・家業を継ぐために頑張っている

上記に該当する人は、続けるべきです。今は耐え時で苦しいかもしれませんが、好きという気持ちや、将来の夢をモチベーションに踏ん張るべきです。


一方で、一つも当てはまらない人は、

若くて替えがきくうちに他業種へ転職すべき

です。

飲食店勤務の人全員に言ってるわけではない

勘違いしてほしくないのは、飲食店に勤めているすべての人に「辞めるめべき」と言ってる訳ではないということ


飲食店に勤めており、なおかつ、昨年から続いている新型コロナウイルス関連で疲弊してしまい、飲食を辞めるか続けるか迷っている人に対してのみが対象です。

ここから先の内容は、すべて「飲食店勤務 + 辞めたい」と感じている人へ向けての内容です。

あなたはなぜ飲食店に就職した?

ここで元飲食店社員の私からあなたへ質問があります。


なぜ飲食店で働いているのですか?

どういう理由・経緯があって飲食の世界に足を踏み入れたのですか?

今後どんな目標が合って飲食で働き続けるのですか?

この質問に対して、すぐに先程の答え、

・飲食の仕事が大好き
・将来は飲食の経営者、もしくは自分の店を持ちたい
・家業を継ぐために頑張っている

これが思いつきますか?


それとも、

・他に就職するとこがなくて仕方なく飲食を選んだ
・就活を真面目にやらなかったせいで、飲食しか内定をもらえなかった
・後先考えずバイト・フリーターからそのまま飲食店の社員になった

こんな感じですか?


もし上記に近い解答であれば、今後も飲食で仕事を続けていくのは厳しいと数多くの飲食店を渡り歩いた著者が断言します。

再確認しよう!飲食はブラックであるということを…

コロナとか緊急事態宣言とか以前に、飲食業界そのものが超ブラックな業界であるということを再確認します。

【飲食業がブラックと呼ばれる主な理由】
・労働時間が長すぎる
・年間休日が他業種と比べてあまりにも少ない
・給料が低い(労働時間や健康を損なうリスクの割には)
・パワハラ体質が色濃く残っている
・限度を超えた研修や教育制度がある

上記の項目を一つ一つ説明することは当ページ内では割愛します。詳しく知りたい方は以前私が執筆した過去の記事を御覧ください。

飲食店の正社員が底辺・負け犬と言われる4つの理由【飲食歴15年以上が考察】

2020.07.12

【体験談】飲食店がブラックな真の理由!【長時間労働だけじゃない】

2020.04.22

何が言いたいかというと、

飲食の仕事は好きな人でなければ働くのが馬鹿らしく感じる業界

ということ。

そして、そんなヤバい職場で好きでもないのに働いている人はどんな目的をもって今後働いていくのか。

先程なぜ飲食店で働いているのかという質問をした理由はこれが全てです。

コロナ禍での転職って出来るの?

飲食店正社員
とは言っても、
こんな大変な時期に転職活動って無理ゲーじゃない?
他の業界も求人の数を減らしてるとか聞くし…

当然このような疑問や悩みが出てくるでしょう。

コロナ禍での転職は不可能だと。


しかし、それは間違った妄想です

ネガティブなことしか報じないTV・ネットニュースはゴ○ミ

「感染者数なんと○人超え!☓日間連続記録更新!」

「コロナ関連による解雇ついに□万人超え」

「基礎疾患のない若者が変異種に感染し危篤状態」

2020年の春頃から毎日のように上記のような言葉を聞かされると、まるで日本や世界が終焉に向かっているかのように感じてしまいます。


忘れてはならないのは、ネガティブなニュースで我々を不安な気持ちに陥れることこそが、マスコミなどメディアの狙いなのです。


マスメディアにとっての成果はいかに注目(視聴率・雑誌の購入数など)されるかどうか。


マスコミは昨日も今日も明日も悪いニュース9割を報じます。なぜなら、悪いニュースのほうが断然一般大衆から注目されるから視聴率も取れるから

ネガティブなイメージを払拭する唯一の方法は自分で体験すること

話を戻します。


コロナによって大打撃を受けてる業種があるの事実ですが、逆に需要が伸びている仕事、人手が足りなくて積極的に求人募集を行っている職種もたくさんあります


倒産や解雇によって、求職者が転職市場に増えてきているというのは紛れもない事実ですが、ハッキリ言ってあまり関係ありません。


倍率が2倍だろうが10倍だろうが、100倍だろうが、受かる人は受かりますし、落ちる人は落ちます。


この事実はコロナが流行って生活スタイルの変更を余儀なくされた昨今の話に限りません。

飲食店正社員
どうせ介護とか、運送業とか、医療とか。
下手すりゃ飲食よりキツそうな職場ばっかりじゃないの?

と、思われがちですが、こんな求人も伸びてます。

・IT(特にスタートアップ企業)
・デリバリー
・Webマーケティング
・エンジニア

割と真剣に飲食から他業種への転職を検討している人にまず行ってもらいたいこと。



・実際に転職サイトや求人票を自分の目で見ること
・必要に応じて転職エージェントに登録し、相談カウンセリングを受けること


転職して次に務める職場が素敵な場所かどうかは、もはや運の要素も絡むので無責任なことは言えませんが、環境の整った会社に未経験でも就職できる可能性は大いにあります。


実際に飲食しか経験のなかったアラサーのおっさんの私でも転職活動をして内定を貰えましたから。

コロナ禍でも未経験職への転職は可能!実際に内定を貰えた著者からのエール

2021.04.22

飲食店(サービス業)から他業種・未経験職に転職した感想・体験談【実体験】

2021.04.16

未来のことは誰にもわからない

新型コロナウイルスのパンデミックにより、緊急事態宣言が発令された2020年4月。


感染対策や自粛要請などあらゆる努力をしてきたはずが、2021年1月に再び宣言。そしてその3ヶ月後にまた緊急事態宣言。


1年経ちましたが全く状況は改善されてません。完全にコロナが収束するのがいつになるのか、というか今まで通りの生活に戻れるのかすら誰にもわかりません


先が見通せない状況だからこそ、今の仕事を続けるべきか。それとも環境を変えるために転職すべきか迷いが生まれやすいのです。


著者の私は「元飲食店店員」ということでこのページ上では飲食のことしか語れません。しかし、苦しい・悔しい・悲しい想いをしている人は飲食店に限ったことではありません。


ある意味、今回のような大勢の人々の生活をまるっきり変えてしまうような出来事をきっかけに、改めて自分を見つめ直す時間を作り出して今後のことを検討してみるのも良いでしょう

まとめ・結論

このページのまとめ
・特に目的や目標もなく飲食で働いている人で、なおかつコロナ禍の影響により、辞めたいと感じた人は他業種へ転職するべき

・飲食など打撃を受けてる一方、積極的に求人募集を行っている業界も多数ある

・実際に自分で考え、行動することこそが、今現在の不安を払拭する唯一の方法

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