飲食店でも勤務時間が短い職場で働きたい【探し方教えます】

飲食店が激務と言われる原因は何か?


そう聞かれると真っ先に思い浮かぶのが「長時間労働」です。異常なほど長く、しかも休みも少ない。

飲食店勤務正社員
今の職場は労働時間・拘束時間が長すぎる。
飲食店でも勤務時間の短いところで働きたい。


好きで自分から始めた仕事だとしても、あまりにもキツイ労働環境に心が折れて、飲食業界を去る人を何十人、いや、何百人も見てきました。

「勤務時間の短い飲食店ってないのかな…?」

飲食店の勤務時間の長さにウンザリしてる人はだれもがそう思うこともあるでしょう。


今回は勤務時間の短い飲食店はあるのか、また、どうやって探せばいいのかを考えていきます。

こんな人に読んで欲しい!
・拘束時間の長さにウンザリしている飲食店勤務の人

・飲食業界を辞めようと考えてる人

・勤務時間の飲食店を探している人

そもそも、勤務時間の短い飲食店ってあるの?

私は前置きが長かったり、回りくどい表現が大嫌いなので、結論を先に言います。

勤務時間の短い飲食店はあります

「あるか、ないか?」の極端な質問に対しての答えですが、労働時間・拘束時間ともに短い飲食の仕事はあります。


しかし、ものすごく少ないですし、限定的な業態ばかりです。

長時間労働が避けられない現場をまずは知る

勤務時間の短い飲食の仕事があるだと…?
早く教えて欲しい!

焦る気持ちはわかりますが、勤務時間が短い飲食店を探すためにまずは、絶対に長時間労働せざるを得ない現場を知ることのほうが先です。

  • 長時間労働確定の現場

■一般的な11時オープン~~0時閉店のカジュアルレストラン

■朝食からディナー営業(もちろんランチも)してるカフェやホテルブッフェレストラン

■24時間営業の飲食店

一般的な11時オープン~~0時閉店のカジュアルレストラン

最近急激に増えたきたのが、店内の内装がとても綺麗で、料理もランチ1000円~2000円前後でお腹いっぱい食べれるカジュアルレストラン。


「店もおしゃれ。そして安くて美味しい」


客からすれば嬉しいことばっかりですが、働いている側は日々激務に追われます。


ランチ営業を行うほとんどのお店のオープン時間は基本11時です。どこも同じだと思います。


オープンが11時のお店だと、仕込みやスタンバイをする従業員は遅くても9時に出勤しなければ営業に間に合いません。そこからアイドルタイムまでひたすら働き続けます。


僅かな休憩時間を終えたら待っているのはディナー営業。0時閉店の場合は、23時30分くらいまでアルコールなどのラストオーダーがあるので、お客さんがいたら店を早めに閉店することなど出来ません。


このようなスタイルのお店だと、社員は、

9時出勤 0時退勤 【拘束時間15時間(休憩除く)】

冷静に考えてエグい拘束時間だと思います。

朝食からディナー営業(もちろんランチも)してるカフェやホテルブッフェレストラン

詳しい説明は省きますが、早朝から夜までやってるお店は長時間労働が絶対に避けられません。カフェやホテルの朝食バイキングなんかが該当します。


多くの飲食店の従業員は、オープン(営業開始)の2時間前には出社して準備します。例えば、朝の6時にオープンするカフェの場合、その2時間前(朝4時)には店にいるため、とんでもなく早起きをする必要があります。その後は、夜の閉店まで働くことに…。

24時間営業の飲食店

24時間営業のお店は…





説明不要だと思います。

長時間勤務に比例してるのは…

知っての通り、

飲食店=長時間労働ばっかり

これは紛れもない事実です。

これまで長時間労働の特徴の店をいくつかあげてみて、そこからわかることは、

営業時間の長さ=従業員の拘束時間の長さ

ちょっと冷静に考えれば誰でもわかることです。しかし意外と意識しないと気が付かないことです。

勤務時間の短い飲食店とは?

営業時間と拘束時間は比例する?そんなのわかってるよ。
さっさと勤務時間が短い飲食店を教えろよ

ここからようやく本題に入れそうです。そう、「営業時間=拘束時間」という事実を逆手にとれば、勤務時間が短く済む飲食店が見えてきます

  • 勤務時間が短い飲食店

【結論】
営業時間が短い、もしくは(営業時間が)限定されてるお店

営業時間の短い業態の例

では実際に営業時間の短い飲食店や飲食の業態にはどんなものがあるのか?いくつか例に挙げてみました。

・ランチ・ディナーのどちらか片方だけ営業してる高級料理屋(単価の高いレストラン)

・大学の食堂や、民間企業の社員食堂

・(閉館が早い)ビルイン型飲食店

ランチ・ディナーのどちらか片方だけ営業してる高級料理屋(単価の高いレストラン)

勤務時間が短い「飲食店」にこだわるのであれば、単価が高くて、ランチかディナーのどちらかのみ営業してるお店以外にありません。


飲食店のほとんどが薄利多売(安いものをたくさん売る)な商売のため、どうしても長時間稼働しなければ儲けは出ません。しかし、単価が高ければ短時間で儲けを生み出せるため、労働時間を減らすことが出来ます。


この際なので暴露しますが、カジュアルレストランやチェーン展開のお店と、高級店で使われている食材の原価にほとんど差はありません。高級店では食材の下処理や調理法にこだわり、丁寧な仕事をするので、その対価として価格を高めに設定しています。

  • 「高級店で就職!」気をつけること

■高い技術が求められるので、そもそも働くこと(就職すること)が難しい

■客が来なければ、単価を下げるか長時間営業するか決断しなければいけない

大学の食堂や、民間企業の社員食堂

今までお店として営業している現場で働いていた人にとっては環境が変わってしまいますが、大学の食堂や、社員食堂は、営業時間が限られているので、拘束時間も街場のレストランやカフェに比べて拘束時間は短いです。

  • 気をつけること

■食堂を導入している学校・民間企業のほとんどが業務委託

■「飲食店」とは業態が違うので、「接客が好き!」という人には向かない

■配属や派遣先が度々変更になる可能性が高く、勤務地もその度に変わる

ちなみに、病院内にある食堂も業務委託がほとんどですが、朝ごはんの提供もしているので「長時間労働は嫌」という人には絶対にオススメしません。人手が足りなければ早朝から深夜まで働くハメになる可能性が高いです。

(閉館が早い)ビルイン型飲食店

マルイやSOGOU、駅ビルなどの一つのフロアに飲食店が集まっているのをビルイン型飲食店に分類されます。


ここで大事なのは、ビルの閉館時間が早めのところです。閉館が0時などであれば、街場のカジュアルレストランと変わりないので、どうしても営業時間が伸び、拘束時間も長くなってしまいます。


郊外から離れた、わりとのどかな地域の百貨店や駅ビルは閉館時間がどこも早い傾向にあります。逆に、都心はどこも遅くまで営業しているビルばかりです。

  • 気をつけること

■建物や地域によって閉館時間に差がある

■ビルイン型に出店してるお店は、独立型のレストランなどに姉妹店があることがほとんどで、希望の勤務地で働ける保証がない

まとめ

まとめ
○勤務時間の短い飲食店(飲食の仕事)はある

○数は少なく、限定される

○長時間労働が避けられない業態をまずは知ることが大切

○単価が高く、営業時間の短いお店ほど、拘束時間も短い

○飲食店ではないが、学校の食堂・給食施設や社員食堂も比較的拘束時間は短い

○閉館が早いビルイン型の飲食店も狙い目

今回は「勤務時間の短い飲食店はどんなとこか」をテーマに進めてきました。

どこもかしこも飲食店は長時間労働ばかりです。これは外食産業という生産性の低いビジネスモデルが背景にあるのでな、今後も避けては通れません。


ですが、週40時間・土日祝日休みの一般企業ほどまでいかなくても、比較的労働時間が少なめの職場も実際にあることは事実です。けれど、限られた数しかない長時間労働をさけれる飲食店を探すのは、なかなか難しいでしょう。誰かに紹介してもらったり、転職エージェントを利用するなら話は別ですが。

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