飲食業から転職できない人の共通点5つと解決策【もう抜け出せないを卒業】

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クマログ
業界歴15年の元飲食店社員。過酷な労働環境にウンザリし、飲食を去る決意をする。苦戦続きの転職活動の結果、営業職に転職成功。人生が良い方向にガラリと変わったのでその感動をみんなにも伝えたい。努力次第で「飲食店⇒未経験職」転職は可能 。都内在住アラサー男子。

飲食業から転職したい。
そう思って何年も経っていないだろうか?

朝から晩まで働いて、休みも少ない。
給料は上がらないのに、責任とストレスだけ増えていく。
それでも、

「今辞めたら迷惑をかける」
「自分には他の仕事なんて無理だ」

と、気づけば同じ場所に立ち尽くしている。

だが、現実は残酷だ。
飲食業で疲弊した人の多くが、抜け出すタイミングを逃して後悔している
この記事では、「飲食から転職できない人の共通点」と「そこから抜け出すための具体的な方法」を徹底的に解説する。

飲食で頑張るあなたを否定する気はない。
だが、今のままでは人生は変わらない。
この記事を読み終える頃には、次の一歩を踏み出す覚悟がきっとできるはずだ。


飲食から転職できない人の共通点5つ

1. 「飲食しかできない」と思い込んでいる

最も多いのがこのタイプだ。
自分のキャリアを「飲食業でしか通用しない」と決めつけてしまっている。

だが、それは完全な勘違いだ。
飲食業で身につけたスキルは、実は他業界でも評価される。

  • 接客で培ったコミュニケーション能力
  • 繁忙期の段取り力や判断力
  • クレーム対応で鍛えたストレス耐性

これらは営業・販売・サービス業・カスタマーサポートなど、あらゆる業界で重宝される。

「飲食出身=不利」ではない。
むしろ「即戦力になれる社会人経験者」として見られるケースも多い。
まずは「自分は飲食しかできない」という思い込みを捨てることから始めよう。


2. 「情」や「義理」に縛られている

「店長に世話になったから」
「辞めたら裏切りになる」

──こういう感情が、あなたの足を止めていないだろうか?

その気持ちは立派だ。
だが、職場への義理より、自分の人生を優先すべきだ。

店はあなたがいなくても回る。
それが現実。
あなたが倒れても、次の人が配置されるだけだ。

恩を返す方法は、いつまでもその環境に縛られることではない。
「自分が幸せになること」が、最も誠実な恩返しになる。


3. 情報を集めるだけで満足している

転職サイトに登録したり、求人を眺めたりして「動いている気」になっていないだろうか?

転職は情報を集めることより、行動することが何より大事だ。

頭の中で考えてばかりでは、いつまで経っても変わらない。
たとえ準備不足でも、まずは応募してみる。
それで初めて「今の自分に何が足りないか」が見えてくる。

不安だからこそ、最初の一歩が必要だ。


4. 「転職=逃げ」と考えている

「辞めたら負けだ」
「逃げるのはカッコ悪い」

──こう思っている人も多い。

だが、それは完全に間違いだ。
むしろ、逃げられない人のほうが危険だ。

環境を変えることは、逃げではなく「戦略」だ。
飲食業の働き方が合わないなら、違うフィールドで自分の力を発揮すればいい。

精神的にも肉体的にも限界を感じているのに我慢を続ければ、取り返しがつかなくなる。
自分を守るための転職は、立派な自己投資だ。


5. 自分の市場価値を知らない

飲食業は「感覚的な評価」が多く、努力が給与に反映されにくい。
だからこそ、自分の市場価値を客観的に知ることが重要だ。

他業界の求人を見てみると、驚くことが多い。
土日休み・残業少なめで、月給25万円以上の求人は普通に存在する。

転職サイトに登録してスカウトを受ければ、自分の経歴がどんな業界で評価されるのかがわかる。
この「現実」を知るだけでも、視野が一気に広がる。


飲食業から抜け出すための具体的ステップ

ステップ1:理想の働き方を明確にする

転職活動を始める前に、まず「どんな生活をしたいか」を書き出そう。

  • 何時に起きて、何時に帰りたいか
  • 土日休みが欲しいか
  • どんな人と働きたいか
  • 月収はいくらほしいか

これを明確にしないまま転職活動を始めても、迷うだけだ。
目的地が決まっていないのに地図を開くようなものだ。

自分の理想を言語化することで、求人を選ぶ基準ができる。
転職とは「条件探し」ではなく、「理想の生き方を実現するための手段」だ。


ステップ2:転職エージェントを活用して市場を知る

飲食からの転職を成功させたいなら、転職エージェントの活用は必須だ。
理由はシンプルで、個人では探せない非公開求人が圧倒的に多いから。

特におすすめなのは、「飲食業経験者の転職支援に強いエージェント」。
たとえば

  • リクルートエージェント
  • doda
  • マイナビエージェント
  • フーズラボエージェント(飲食専門)

こういったサービスを併用すれば、未経験でも転職できる求人を効率的に探せる。

登録も無料で、履歴書添削や面接対策もしてくれるため、時間がない飲食従事者には最適だ。

※ポイント:複数のエージェントに登録しておくことで、条件の良い求人に出会える確率が上がる。


ステップ3:完璧を目指さず、まずは応募する

資格を取ってから、履歴書を完璧にしてから…
そんなふうに構えているうちは、行動が遅れる。

転職は「準備より実践」
応募しながら整えていけばいい。

書類で落ちても、面接で失敗しても問題ない。
その経験が次につながる。

俺自身、最初の転職では10社以上落ちたが、その過程で自分の強みが見えてきた。
失敗は無駄じゃない。
動き続けることが成功への一番の近道だ。


ステップ4:辞める決意を固める

飲食から転職できない人の多くは、最後の最後で「辞める決意」が揺らぐ。
店長や同僚に引き止められ、「もう少し頑張ろうかな」と思ってしまう。

だが、それは店の都合だ。
あなたの人生は、あなたのものでしかない。

辞めると決めたら、ブレずに進め。
誰に何を言われても、自分の人生を優先していい


飲食業から転職して後悔しないために

転職した後、「やっぱり飲食のほうが良かった」と思う人もいる。


だが、後悔の多くは、
「焦って選んだ」
「条件だけで決めた」

ことが原因だ。

だからこそ、理想の働き方×自分の強みを基準に選ぶことが大事。

自分が何を大事にして働きたいのか、どんな毎日を送りたいのか。
それを明確にしてから動けば、転職は必ず成功する。


まとめ:動かない限り、未来は変わらない

飲食業は確かに厳しい世界だ。
でも、「飲食しかできない」なんてことは絶対にない。

飲食から転職できない人の共通点は、行動を止めていることだ。
完璧を求めて、義理に縛られ、逃げを悪と決めつけている。

逆に言えば、それを手放せば未来は変わる。

俺は何度も転職を繰り返してきたが、そのたびに強く思う。
「動いた人だけが、人生を変えられる」。

あなたがこの記事をここまで読んだということは、すでに気づいているはずだ。
もう、次のステージに行く時だ。


▶︎ 今すぐできる一歩

  • 転職サイトに登録して、自分の市場価値を確認する
  • 飲食出身に強い転職エージェントに無料相談する

行動は1分で終わる。
でも、その1分が、あなたの未来を180度変える。

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業界歴15年の元飲食店社員。過酷な労働環境にウンザリし、飲食を去る決意をする。苦戦続きの転職活動の結果、営業職に転職成功。人生が良い方向にガラリと変わったのでその感動をみんなにも伝えたい。努力次第で「飲食店⇒未経験職」転職は可能 。都内在住アラサー男子。