飲食店での転職のやり方・方法はこの4つ【失敗しないために】

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クマログ
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飲食店・ホテルで料理人として15年ほど勤務した後、IT企業のマーケティング職へ転職。仕事の大半をブラック企業で過ごしたため、内部事情にはめっぽう詳しい。【飲食店の裏事情】【仕事・転職】【ブラック企業体験談】 が主なテーマのブログを執筆。都内在住アラサー男子。
意欲のある飲食店社員
転職したい!
でも、転職するための手順がわからない…
  • 飲食店から飲食店へ転職する理由(例)

■今の職場の労働環境に不満がある

■ワインやコーヒーなど、専門的なことをもっと勉強したい

■星付きのレストランで働きたい

■独立開業のための修行がしたい

■「魚」や「ジビエ」を捌けるようになりたい

このように、何らかの理由で今現在勤めている飲食店を辞め、別のお店に転職したいと考えている人への内容です。

今このページを読んでくれているあなたが、超絶イケメン・天使みたいな美女か、栄誉ある料理コンテスト・接客大会においてグランプリを獲得したことのある人でないなら、何もせず、じっと待っているだけでは、どこかからオファーが来るなんてことはありませんし、次の転職先も決まりません。

ということで、


「飲食店から飲食店」への転職を考えてる人が何をすればいいか。具体的なやり方などを解説していきます。

飲食店から飲食店!転職するための方法

飲食店の転職先を決めるにあたってやるべきことはこの4つしかありません。

  • 時間的にまぁまぁ余裕がある人

■転職サイトへ登録し、求人募集を読み漁る

■気になるお店・会社に接触する

  • 在職中で忙しく、時間的余裕がない人

■知人に紹介してもらう

■転職エージェントに相談し、良さげな店を紹介してもらう

このように文字で表してみるとわかりやすいと思います。上記4つは何も飲食店に限らず、全ての転職活動において言えることですね。

順番に紐解いてみたいと思います。

転職サイトへ登録し、求人募集を読み漁る

どの業種・職種にも言えることですが、転職活動するにあたって、転職サイト・転職エージェントへの登録は必須です。

  • 転職サイトを利用するメリット

■自分の登録情報に合わせて、オススメの転職先を絞り込んでくれる

■検索機能が充実し、自分の条件にあった職場を探しやすい

■登録さえしていれば、企業からオファーがくることも

■無料で使える

最近は転職サイトが増えまくり、どこも「他社には負けん!」という意気込みでサイト制作を行っているので、どれもかなり使いやすく、見やすいです。


スマホでも簡単に操作できるので、通勤中や休憩中など、スキマ時間に転職先を探すことも可能。


しかし、転職サイトはデメリットとまではいいませんが、気をつけるべき点がいくつかあります。

  • 転職サイトで気をつける点

■転職サイトの数が多くてどれを使えばいいか迷う

■人気の会社(店)が掲載されてたら、みんな見てるのでライバルが多い(競争率が高い)

■募集要項(給与や労働時間など)が正確ではない可能性もある

■「オファー」はあまり当てに出来ない

特に募集要項には注意です。


求人サイトには良い条件ばかりを記載していて、応募して内定もらったはいいが、契約書にサインするまで詳細を提示にしないブラック企業も存在します。


ストレートに言えば、ばっかり記載してる会社もあるのです。


理由は単純で、良いこと書いとけば募集はたくさん来るから。

繰り返しますが、

募集要項

は求人サイトの情報だけを鵜呑みにするのではなく、必ず転職希望先にもしっかり確認しておくこと。

気になるお店・会社に接触する

求職者
転職サイトへいくつか登録したけど、自分が働きたい職場が載ってない。
諦めるしかないの?

そのような場合は、自分が働きたいと思うお店・会社に接触しましょう。

■お店や会社に直接電話する

■ホームページやSNSがあれば、メールやDMを送ってみる

■直接足を運び、「求人募集はしてるかどうか」を尋ねる


飲食店の場合、ほとんどの現場が人手不足です。しかし、資金面などの理由で求人サイトで募集をかけれないお店や会社も多数あるという事実。

【補足】
求人サイトへ応募依頼すると、一ヶ月で約10万~100万円ほど費用がかかります。

「募集はしてますか?」と尋ねたら案外募集中の現場があったりします。僕自身も某有名ホテルに自分からメールを送り、求人の有無を確認し、面接へ進みました。

「本気で働きたい!」と思っているのであれば、求人サイトに載ってなかったからという理由で諦めるのではなく、このような図々しさも必要です。

ただ、この自分から近づくやり方にはデメリットがあります

■時間的余裕のある人でないと厳しい

■給料などの条件交渉で強気になれない(妥協が必要)

どうしても「働かせてもらう」という不利な立場になってしまいがちなので、「もっと給料出して欲しい」などの交渉は難しいでしょう。

しかし、意外に思われるかもしれませんが、求人サイトに載ってない会社ほど、労働時間が短かったり、他の労働環境が良い職場だったりもします。

逆もあるので断言は出来ません。こればかりは働いてみるまではわかりませんね。

知人に紹介してもらう

ここからは時間がない人、面倒くさがりな人向けの手順です。


断言しますが、転職において、最短で終わらせる最強の方法が、人脈のある先輩、上司から紹介してもらうことです。

  • 知人から紹介してもらうのが最強な理由

■スムーズに転職活動が展開する

■人の流れで発生する金(求人募集にかかる費用等)がかからない

■新しい職場に知人の知人がいるというちょっとした安心感

知人の紹介となると、その時点で書類選考合格みたいなものなので、当然転職活動は早く終わります。

良い職場を紹介してもらうためには普段から人脈のあるベテランの先輩・上司と親密な関係になっておく必要があります。

「飲食店辞めたいけど何すればいいかわからない」←選択肢は5つだけです

2020.04.29


当然ですが、仲の悪い・気まずい上司に「なんか良い転職先紹介してくださいよ~」なんて言っても紹介してくれるはずがありません。


紹介した側が迷惑する場合もあるので、信頼における人でなければ、だれも転職先など取り合ってくれません。

普段から同じ職場の従業員と良好な関係を築いておきましょう。

転職エージェントに相談し、良さげな店を紹介してもらう

転職活動のプロがアドバイスをくれたり、条件にあった転職先を紹介してくれるサービスです。


転職サイトへ登録するだけでも様々な情報を集められるし、自分から応募したりも出来ますが、

■後悔したくない人

■時間がない人

■どんなとこを転職先にしたらいいか迷ってる人

■初めての転職

■転職の相談をする相手がいない

このような人は一度転職エージェントに相談することをオススメします。

転職の手順・まとめ

では今回の復習です。

飲食店の転職方法・やること
■時間的余裕がある
・転職サイトへ登録し、求人募集を読み漁る
・気になるお店・会社に接触する

■時間的余裕がない
・知人に紹介してもらう
・転職エージェントに相談

私自身が飲食店での転職経験者なので、「飲食店から飲食店への転職」にフォーカスしましたが、この手順はどの業種・職種でも基本一緒です。

【注意】
国家資格が必要な公務員・医者などは除きます!

選択肢が4つしかないので、自分に合った計画で転職活動を進めましょう。

「焦り」

だけは禁物です。

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2020.05.02

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