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このような悩みを抱えている人のための内容となります。
働き始めた頃の私もレベル2のコラッタやドラキー並みのザコで豆腐メンタルだったので、些細なことで悩んだりを繰り返しました。
幸い、相談できる先輩や上司が何人かいてくれたおかげで、徐々に苦しみから逃れるアドバイスをもらえたり、楽になる方法を自分なりに生み出し、実践することができ、今では人間関係でストレスを感じることはほとんどなくなりました。
「人間関係のストレス」解消するために意識した3つ
あらかじめ言っておきます。
○「人間関係の悩み」そのものを解決したい
という人には少しがっかりさせてしまうかもしれません。
本記事はあくまで
「人間関係のストレス」
を楽にする方法がテーマです。読んでくださってるあなたと、他の□□さんの関係を修復するようなアイデアを提供する内容ではありません。
以上を踏まえまして、激弱メンタルだった私が、人間関係のストレスから逃れるようになった方法、考え方は
- 相手を~
○忘れてしまう(気にしない)
○許し、むしろ感謝する
○悪く言わない
相手を忘れてしまう(気にしない)
たしかにそうです。
「忘れろ!」「気にしなければいいよ」って言うのは簡単ですけど、いざ実践するのは本当に難しいことです。
残念に思うかもしれませんが、訓練を積まなければすぐに出来るようなことではないですし、その域に達するまで時間がかかります。
だからといって、諦めたり、逃げていたら、この先環境が変わってもずっと人間関係でストレスを抱え、心身ともに疲労し続ける人生を送ることになります。
それなら早いうちからストレスを克服する方法を身につけるべきですし、そのためのヒントは過去の偉人が残してくれています。
虐待されようが、強奪されようが、
忘れてしまえばどうということもない
孔子 (中国 思想家 紀元前500年頃)
現代でも中国の人々に大きな影響を与えている思想家・孔子の言葉です。
自分が他人からいじめられたり、嫌がらせを受けたら99%以上の人が
「この野郎、ふざけやがって」
「うざっ」
などだれでも腹が立ち、相手を憎むと思います。
その「怒り」や「憎しみ」こそが悩みの根本(正体)です。
嫌な人→腹が立つ→心が苦しい→悩みやストレスとなる
私の解釈ですが、忘れるほど気にしなければ、その悩みそのものも忘れるということであり、ストレスを感じなくする考えです。
忘れる = 「気にしない」の完成形
相手を許し、むしろ感謝する
忘れるのが無理そうなら、さらに逆の発想があります。
腹が立ったり、逆上してしまうだけで「怒り」や「憎しみ」が生まれ、やがてそれがストレスに変わります。
気にしないなんて無理、忘れるなんて到底ムリなケースがほとんどだと思います。
腹を立て、「怒り」が発生
↓
一度落ち着いて冷静になってみる
↓
相手のことをいっそのこと許す
↓
もう悩まない
相手が今後付き合ってて有益な人物でないと判断したならなおさら早めに見切りをつけるのがおすすめです。
こっちが先に大人の対応をすれば、その時点で相手より優位に立つんだって気持ちでOKです。
言いたいことは痛いほどわかりますが少し冷静になって下さい。
相手を許すことが困難な場合、二通りあると思います。
■きっかけが理不尽なことの場合 →「気にしない」「忘れる」、「許す」努力を繰り返す
もうこればかりは努力するしかありません。
■相手の言い分もわかる場合 → 自分じゃ気がつけなかったことを教えてくれたと感謝する
嫌に思った相手のことを逆に「感謝」するという方法です。
実に単純で、現状とは真逆のことを行う問題解決の思考です。
○暑い夏には冷たいジュースを飲む
○気分が落ち込んでる時はテンションの上がる音楽を聴く
これと同じです。やけくそな回答に聞こえるかもしれませんが、この考えは本当に私を救ってくれました。
われわれの敵の意見は、
われわれに関するかぎり、
自分自身の意見より真実に近い
ラ・ロシュフコー(1613-1680) フランス 文学者
フランスの学者にラ・ロシュフコーという人の名言です。
現在の「自分の評価は他人が決める」、「他人の評価が正しい」という考えの元祖でもあります。
相手が何か気に触るようなことを言ってきた場合、一旦冷静になり、分析してみます。
どう考えても理不尽にしか聞こえないものは無視して、なんとなく的を得てそう、客観的な事実を指摘されたら、それはラッキーと思うべきです。
なぜなら、自分じゃ絶対に知ることの出来なかったことを、教えてくれたからです。
あなたが有名人でない限り、あなたを客観視したネット記事や本はありませんので、他人のリアルな声意外で収集できない貴重な情報だからです。
最初は苦し紛れでOKです。むしろ見下した感じで
「おれに良い情報おしえてくれた~(棒読み)ありがとう~(棒読み)ははは笑」
くらいの余裕を持つことが大切です。
悪く言わない
他人を気にしない方法で今日、いや、もうこの瞬間からあなたに意識して実践してもらいたいことがあります。
■他人のことを悪く言わない
飲み会などで嫌な上司や相性の悪い同僚などの悪口を誰かに話すのはやめましょう。
低俗な人々は偉人の欠点や愚行に
非常に喜びを感じる
アルトゥール・ショーペンハウエル(1788-1860) ドイツ 哲学者
だれかと食事に行ったり、お酒を飲みにいったりする度に誰かの悪口で盛り上がってませんか?
他人の欠点を指摘し、それを喜ぶのは自分が優越感に浸りたいだけです。
それに、他人の悪口を言いまくってる人ほど、自分がちょっと陰口言われたり、指摘されたりすると落ち込んだり、深く考え込んだりして、ストレスをためやすくなります。
そのたまったストレスを、また誰かと他人の悪口で盛り上がることで発散します。
このループから抜け出さないと、永遠に人間関係のストレスから開放されないと断言します。
ドイツの哲学者ショーペンハウエルの言葉を常に心のどこかにおいておきましょう。
まとめ
○憎い相手をいっそのこと許し、無理矢理でも感謝する
○今後自分も誰かの悪口で盛り上がるのをやめる
繰り返しになりますが、以上のことを意識するだけで、人間関係のストレスを溜めて苦しい思いをすることが格段に減りました。
完全に嫌な相手を忘れることが出来るまでかなり長い年月と訓練が必要です。
ですが、諦めてその都度逃げていたらどこ行っても人間関係の悩みが付いてきます。
ストレスを軽減できるようになるには普段から「どうすれば悩まなくなるか?」を意識していくしかありません。
○他人は自分がどうやって克服したかを教えることしか出来ない
最後に、人間関係で悩んでいる時に一番衝撃をうけた過去の偉人の名言を紹介して終わります。
恥ずかしながら私がこの言葉を知ったのも、わりかし最近の話でございます。
解釈は人それぞれで良いと思います、とにかく私はこのこの言葉に何度も救われました。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい
金子みすゞ(明治36年)4月11日 – 1930年(昭和5年)3月10日) 「私と小鳥と鈴と」