3分でわかる!飲食店の仕事がきつい理由と今すぐ抜け出す方法

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クマログ
業界歴15年の元飲食店社員。過酷な労働環境にウンザリし、飲食を去る決意をする。苦戦続きの転職活動の結果、営業職に転職成功。人生が良い方向にガラリと変わったのでその感動をみんなにも伝えたい。努力次第で「飲食店⇒未経験職」転職は可能 。都内在住アラサー男子。

飲食店の仕事は「やりがいがある」「華やか」「人に感謝される」と思われがちだ。
だが現場にいる人間ならこう叫びたくなるはずだ。

「誰がそんなこと言ったんだよ。現実は地獄だぞ。」

料理も接客も好き。だけど体はボロボロ、心もギリギリ。
飲食店は本当にきつい。つらい。辞めたくなる。

この記事では、飲食業界で15年働いた俺が、現場のリアルな「きつさ」と「辞めたくなる理由」を、
3分で理解できるように本音で語る。

飲食店が「きつい」と言われる5つの理由

1.労働時間が異常に長い

「朝9時出勤、夜12時退勤。これが普通。」

飲食業は拘束時間が異常だ。
開店前の仕込み、閉店後の片付け、発注や在庫管理まで。
営業時間外もやることだらけ。

週休2日?夢のまた夢。
連勤7日、8日なんて当たり前。
気づけば月400時間働いていたなんて話も珍しくない。

その結果どうなるか?
体は限界、心は崩壊。
家に帰るのは寝るためだけ。
恋愛も家族も失う。

2.パワハラ・暴言がまだまだ多い

「怒鳴るのが教育だと思ってる時代錯誤な上司が多すぎる。」

今の時代でも、飲食業界ではパワハラが生き残っている。
「根性出せ」「やる気が足りない」「そんなことで辞めるのか?」
そんな言葉が毎日飛び交う。

怒鳴られても我慢する。
客の前でミスを晒されても黙る。
耐えることが“美徳”みたいにされている。

だが、本当は違う。
怒鳴る上司は教育下手。
部下を潰すだけの無能だ。

3.給料が安すぎて生活できない

「手取り18万円。ボーナスなし。なのに責任は店長クラス。」

飲食業界は給料が低すぎる。
時給換算すれば1000円以下なんてザラ。
責任者なのに、コンビニバイトの方が高い場合もある。

「やりがいがある」「お客さんに喜ばれる」
そんな言葉でごまかされてるだけだ。
感謝の言葉じゃ家賃は払えない。

4.人手不足で常にギリギリ

「辞める人が出たら、その分を他のスタッフが全部カバー。」

飲食店の慢性的な問題が人手不足。
求人を出しても人が来ない。
来てもすぐ辞める。

結果、残った人に負担が集中する。
「自分が休むと他の人が困る」と思って休めない。
これが精神的に一番きつい部分だ。

5.体力仕事+精神的ストレスのダブルパンチ

重い鍋、熱い油、立ちっぱなし、狭い厨房。
それに加えて、クレーム対応、予約トラブル、上司の圧。

「気づいたら笑えなくなってた。」

飲食店は、体も心も削られる仕事だ。
体力に自信がある若いうちはいい。
だが30代、40代になれば確実に限界がくる。
寿命を削って働いてる感覚になるのが現実だ。

「好きだから続けられる」は幻想だ

「料理が好きだから頑張れる」
「接客が好きだから大丈夫」

確かに最初はそう思う。
でも、好きだけでは乗り越えられない瞬間が必ず来る。

休日も少なく、給料も低く、上司から怒鳴られ、
心の中でこうつぶやく日が増えていく。

「俺、何のためにやってるんだろう。」

仕事にやりがいを感じるどころか、
好きだったはずの料理さえ嫌いになる。

「辞めたい」と思うのは甘えじゃない

飲食店を辞めたいと思うのは、
決して逃げでも、甘えでもない。

むしろ、自分を守るための正しい判断だ。

俺自身、飲食を辞める時は怖かった。
「ここで辞めたら終わりだ」
「他で通用しないかもしれない」
そう思っていた。

でも、辞めて初めて気づいた。
人生、飲食以外にも道はある。

飲食店を辞めたあとの世界は想像以上に明るい

「定時で帰れる」「怒鳴られない」「感謝される」
それだけで涙が出そうになる。

飲食を辞めてホワイト企業に転職した今、
俺はようやく「普通の生活」を手に入れた。

・毎日、家族と夕飯を食べられる
・休日に友人と出かけられる
・給料も安定している
・上司は優しく、理不尽な怒鳴り声は一切ない

たったそれだけのことが、
どれほど幸せなことか痛感した。

「転職=逃げ」じゃない。自分を救う選択だ

飲食を辞めるのは勇気がいる。
だが、その一歩を踏み出せば、確実に世界は変わる。

「辞めるか、辞めないか。それだけの違いで人生は180度変わる。」

ブラック飲食で心をすり減らしてるあなたへ。
辞めることを恐れるな。自分の未来を取り戻せ。

飲食業界から転職するための具体的なステップ

ここからは、実際にどうやって飲食業から抜け出すかを解説する。

  1. 転職エージェントを活用する

飲食業界出身者は「自分の強みがわからない」と悩みがち。
そんなときは転職エージェントを使うのが早い。

無料で相談でき、履歴書の書き方や面接対策までサポートしてくれる。
俺もこれを使ってホワイト企業に転職できた。

  1. 自分の「経験」を言語化する

飲食経験は他業界でも強い武器になる。
たとえば、

接客スキル → 営業職・販売職

調理経験 → 食品メーカーや商品開発

店舗管理 → マネジメント職・SV(スーパーバイザー)

要は「飲食=潰しがきかない」ではなく、使い方次第で最強の経験になるということだ。

  1. ブラックを抜けた後の生活をイメージする

転職の一番の敵は「モチベーションの低下」だ。
だから、まずは辞めた後の生活を具体的に想像すること。

・朝9時出勤、18時退勤
・休日は週2日
・家族と夕飯を食べられる
・寝不足がなくなる

理想とする生活を得るために転生活動を頑張るか、このまま我慢して飲食を続けるか。
転職経験者の俺から言わせると、ずっと飲食で働くくらいなら、転職活動を頑張るほうが100倍マシだと思う。

まとめ:飲食業のつらさを知ったあなたへ

飲食業界の現場は、体も心も削られる世界だ。
だが、それを「当たり前」と思い込む必要はない。

「我慢しても報われない仕事は、もうやめていい。」

辞める勇気がある人だけが、次のステージに行ける。
俺も、あの地獄のような厨房から抜け出して初めて、
本当の人生を取り戻せた。

最後に:行動するかどうかで未来が変わる

この記事をここまで読んだあなたは、もうすでに「変わりたい」と思っているはず。今の環境に違和感を感じたら、それがサインだ。

転職サイトやエージェントに登録して、まずは情報を集めることから始めよう。行動すれば、人生は確実に変わる。

それを、俺はこの身で証明している。

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業界歴15年の元飲食店社員。過酷な労働環境にウンザリし、飲食を去る決意をする。苦戦続きの転職活動の結果、営業職に転職成功。人生が良い方向にガラリと変わったのでその感動をみんなにも伝えたい。努力次第で「飲食店⇒未経験職」転職は可能 。都内在住アラサー男子。