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飲食店、アパレルショップ、アミューズメント施設のクルー。
勤務時間は常に立ち仕事。
休憩もしくはトイレで用を足す時以外座ることなど出来ないハードな職場もあると思います。
足腰を始めとする身体の疲れは、オフィスワークなど座ってPCをいじる職種の人に比べたら桁違い。
この記事では飲食店で15年以上働いたことのある著者がなるべく身体の疲労を溜めずに日々の業務をこなし続けた方法を解説します。
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かつて社畜のように地獄の労働をこなしてきた著者
料理人時代、特に20代前半の時に働いていた飲食店・ホテルはかなり労働時間が長く疲れ方も尋常ではありませんでした。
カケラも自慢になりませんが、1日の労働時間が16時間だったり、月間400時間労働を2年近く続けたりと今生きてることが奇跡に思えるような働き方をしていた過去があります。
仕事のせいで疲れて具合が悪くなったり、好きなことをする体力を奪われるのが悔しくて、どうすれば長時間働いても疲労に負けないようになるのか?
そのようなことばかり考え、そして様々なことを実践してきました。
立ち仕事の疲れ・足腰の疲労を予防&回復するための方法6選
良い靴を買う
例を出すと、コックさんや料理人が厨房で履いている安全靴(コックシューズです)。
飲食店ってキッチンはもちろん、フロアも結構油汚れや水滴が落ちているため、足場が安定しないんですよね。
無意識に滑らないように歩いているため、知らない間に足腰に負担がかかっている状態なんです。
そこで滑り止め機能のが優秀なコックシューズを履けば、足場が安定するので身体への負荷が軽減されます。
キッチンスタッフでなく、ホールスタッフでもコックシューズを着用し、業務に取り掛かることを強くおすすめします。
コックシューズは見た目がどうしても好きになれず、絶対に履きたくないという人は、せめて疲労を軽減してくれる高性能なインソールを使用すべきです。
こまめに休憩する
疲れを予防する一番の方法は
疲れる前に休むことです。
風邪や体調不良と同じ。
患ってしまってから完全に回復するまでかなり時間がかかります。
疲労も同じで、疲れてヘトヘトになってしまってから回復させようとしても膨大な時間と休息が必要になります。
【こまめに休むコツ】
職場によってはその日出勤してるメンバー同士で休憩に入る時間を決める場合があります。
後に行くか先に行くか選べる状況でしたら早い段階で休憩にはいるようにしましょう。
【休憩時間以外にこまめに休む方法】
私がよく使っていた方法ですが、
「トイレに行く」、「一服しに行く」、「買い出しに行く」といって休憩時間以外にも職場を少し離れる時間を確保していました
ただし、あまりにも回数が多いと当然ながら職場の仲間からの信頼を大きく失いかねません。
一日何度も使えるカードではないのでここぞという場面で使用するようにしましょう。
休憩すら取れない職場の場合
中には従業員が不足している、激務過ぎて休憩を取る余裕もない職場もあります。
人手不足に陥っている客数の多い飲食店なんかまさにそれ。
そのような職場の場合、長く勤務していると確実に身体を壊す危険性があるので辞めて違う職場に移ることを推奨します。
水分補給もしっかり
人間の体は50~75パーセントは水で出来ているということをご存知でしょうか?
年齢や性別で個人差はあるものの、身体の大部分は水でできているのです。
つまり、水分が不足するとまともに身体が機能しなくなってしまうんですよ。
なのでこまめな水分補給は疲れを予防するとかそんなレベルの話ではなく、生きる上でものすごく重要なことなのです。
想像しやすいと思いますが、空腹・水分不足の状態がしばらく続けば疲労もたまり、免疫も下がります。
仕事中は頭も身体も体力を消費するのでこまめな水分補給が疲れを予防する絶対条件とも言えるでしょう。
オススメなのは断然、
水
です。
コーヒーやお茶は利尿作用があるため、水分補給という意味ではあまり適していません。
砂糖たっぷりのミルクティーや清涼飲料水も時間差で逆に喉が乾いてしまう恐れがあるため、シンプルな水が一番好ましいです。
水を飲みまくる→トイレが近くなる→トイレにこまめに行く
このサイクルはマイナスなイメージに感じるかもしれませんが疲労を予防してくれるのです。
休日に軽い運動筋トレする
多くの人が思い込んでいること
疲れが溜まってると感じた場合、休日は家でのんびりゴロゴロして回復に努めるべき
これ、
間違ってます。
休日に家から一歩も出ず、ダラダラ過ごして疲れが完全に取れたことありますか?
おそらくないと思います。
家でごろ寝して過ごしても疲労は取れません。
それどころか仕事のことや、嫌な職場の上司の顔や言葉を思い出したり、どんどんネガティブな気分になり、メンタルヘルス的にも悪影響です。
ではどうすれば疲れを取ることができるのか。
結論は
運動する
ことです。
私のオススメですが…
✓ジョギング等の有酸素運動は、軽く息が上がり、少し汗がかくレベルの運動
✓筋トレはややキツく感じる程度の負荷をかける
✓時間がない時は自然の多い公園を散歩するだけでもOK
要するに、キツすぎず緩すぎないレベルの運動を取り入れることが大切です。
栄養バランスよく食べる
人間の体は水、そして普段私達が口にする食べ物によって作られています。
体に悪いものを食べれば体調を崩しますし、良いものを食べれば健康になれる。
予防する観点でも言えることですが、バランス良く栄養を摂取することで疲労を和らげることに繋がります。
日々の栄養バランスに気を使えば免疫力も上がり、疲れにくくなるだけではなく風邪や様々な体調不良の予防になります。
「忙しくて食事にそこまで気を使えないよ」
という人はサプリメントで足りない栄養を補うという手段もあります。
✓手軽に持ち運べる
✓食材と違い、腐ったりする心配がない
逆にデメリットとしては
✓コスパが悪い
✓食材で摂取するよりも吸収効率などあらゆる点で不利
便利で手頃という点ではサプリはありですが、出来ることなら食事から栄養を整える習慣を身につけるのが理想です。
是が非でも睡眠時間は確保する
このページを読んでいるということは、少なからず健康を気にしている人だと思います。
ならば言うまでもありませんが、睡眠はメッチャ重要です。
✓イライラしたり、焦燥感に襲われやすくなる
✓免疫力が下がり、あらゆる病気にかかるリスクが爆上がりする
✓うつ病や自律神経失調症などメンタルの病気になりやすくなる
つまり健康面において睡眠不足は悪でしかないわけです。
最低でも6時間は確保するようにしましょう。
自分の健康を維持することを目指すのであれば、飲み会や夜ふかしはやめて、極力自由に使える時間を睡眠時間に回してみてはいかがでしょうか?
「慣れたら平気」は本当か?
結論から言うと本当です。
しかし、そんな精神論を頼りに日々生きていくのはかなり危険です。
というのも結局の所、「疲れなくなる」わけではないので、いつか必ず反動がやってきます。
疲れは知らずしらずに身体をむしばみます。限界を迎えるまで気がつくことなくどんどん蓄積していき、同時にメンタルにも影響します。
その結果、うつ病や自律神経失調症など一度患ってしまうと取り返しがつかなくなるほど危険な病に陥ってしまう可能性があるのです。
私の話で恐縮ですが、ホテルで料理修行をしている時、不規則な勤務体系と長時間労働により自律神経失調症になりました。
学生時代は体育会でしたし、体力に関しては他の人よりも大きな自信があったのですが、身体と心は耐えられませんでした。
たちが悪いのは
壊れるまで気が付けないこと。
本来身体が悲鳴を上げるはずが、慣れによって限界を迎えるまで身体のどこかで隠れてしまうのです。
まとめ
余談が長くなってしまいそうなのでここでこのページのまとめに入ります。
✓こまめに休憩する
✓水分補給もしっかり
✓休日に軽い運動筋トレする
✓栄養バランスよく食べる
✓是が非でも睡眠時間は確保する
どうか疲れ果てて身体を壊すようなことだけは避けましょう。
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