長時間労働(ブラック企業)やめたら幸せになった話

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クマログ
業界歴15年の元飲食店社員。過酷な労働環境にウンザリし、飲食を去る決意をする。苦戦続きの転職活動の結果、営業職に転職成功。人生が良い方向にガラリと変わったのでその感動をみんなにも伝えたい。努力次第で「飲食店⇒未経験職」転職は可能 。都内在住アラサー男子。
この記事を読めばわかること
○長時間労働の職場から、定時退社の短時間労働の職場に転職したメリット

○長時間労働をやめたら心も体も健康になった話

○働きすぎで心を壊すのは危険、 など

「今の会社がブラックすぎて辛い」
「長時間労働で心と身体が限界」
「働かされすぎて頭おかしくなりそう」



上記のことを感じている人は多くいると思う。


俺も長時間労働が避けられないヤバい会社、俗に言うブラック企業で酷使されまくってた経験があるからわかる。



俺は運良く、長時間労働の現場から、月間労働時間200時間以下のホワイトな職場に転職することができた。


環境が変わって改めて思ったことは、労働時間が短くなったことでメリットや幸せに感じること多いということ。めちゃくちゃ多い。

長時間労働→定時退社の職場に移って良かったこと

俺がレストランを数店舗展開している会社で正社員として働いているとき、月の労働が300時間は当たり前、ひどい時には400時間に達する時もあった。


このまま働き続けたら、間違いなく体を壊すだろうと判断し、次の就職先を決めてから退職することにした。

移った先の職場は定時退社、残業ほぼなし、月間労働時間が200時間以下というこれまでとは考えられないほどの現場で、圧倒的に労働時間が減った。


今までがひどすぎたこともあって、最初は「こんな短時間で帰っていいのか…?」なんて意味不明な罪悪感があったり、戸惑ったりがあったけど、だんだん慣れてきて、圧倒的に生活していて幸せと感じることが増えた。

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■長時間労働をやめて良かったこと

  • 定時で帰宅できるので、プライベートの時間が増えた

  • 心と身体が健康になった

  • 広い視野で物事を考えられるようになった

定時で帰宅できるので、プライベートの時間が増えた

長時間労働のブラック職場から抜け出してまず幸せに感じたことは、プライベートの時間が増えたことだ。増えたと言うより、むしろ確保することがようやく出来るようになったと言ったほうがいいかもしれない。


社会人一年目から優良でホワイト企業に務めている人からしたら、


「プライベートの時間の確保?そんなの当たり前じゃん」
「少しでも自分の時間が持てないってやばくね?」



って思うかもしれない。だけど、ブラック企業で酷使されている人からしたら、自分のやりたいことが出来る時間が手に入ることがどれだけ幸せなことか。

【補足】
ブラック企業で働くと、休日に何もする気になりません。身体が疲れているので回復に努めることしか出来ないのです。数少ない貴重な休日を仕事のために使っているみたいなものです(泣)

プライベートの時間が確保できれば、

  • 実家に顔を出して両親と食事にいける

  • 働きだしてからなかなか会えなかった昔の友だとと飲みにいける

  • 合コンやコンパなど、出会いのきっかけも増えて毎日が楽しくなる(これはどうでもいいか…)

  • 好きだったけど、時間なくて出来なかった趣味を再開できる

  • 自己研鑽や勉強の時間もできる

など、自分にとっては当たり前ではなく、叶わなかったことが実現するようになっただけでものすごく幸せを感じる。

自分の過去の話ばかりで恐縮だが、月間で400時間近く働いていた時は、朝起きて、出勤して、仕事して、家に帰って、夕飯を食べて寝るだけの生活だった。


仕事が終わって帰路に着く時、俺はいつも心のなかでこう呟いてた。

何のために生きてるんだろう…

仕事が終われば皆、家に帰って好きなことが出来るのでウキウキと聞くが、俺の場合、帰って風呂入って寝るだけ…。むしろ帰宅する時が一番憂鬱という状態。


そんな生活に嫌気がさし、スキマ時間に転職活動をして、なんとか長時間労働から抜け出すことに成功した。


今まで給料と仕事のやり甲斐で職場を選んできたけど、「自由な時間」がどれほど人生において大切か、ようやく気付かされた気がする。

心と身体が健康になった

労働時間が短くなったことで、肉体的疲労が軽減され、健康になった。身体の疲労が減ったため、自然と心まで健康になったと自覚している。


健康になったことは、今後の人生を考えるにあたって、本当に大きな幸せだと感じる。


言うまでもないことだが、長時間労働を続けると確実に体を悪くする。


当たり前だが、一日14時間も稼働すればヘトヘトになって、足や腰、体のあらゆる部分が疲弊する。


たちが悪いのは、長時間労働は身体だけではなく、心や精神まで疲弊させること。

【補足】
肉体疲労は心まで疲弊させる。逆もしかり。心と身体、両方が健康でなければ意味がない。


正直な話、身体の疲労は、栄養たっぷりで美味しいものを食べて、ゆっくり休めば(休むことが出来ればの話ですが)確実に回復する。


だが、精神を病み、限界まで心が疲弊してしまったら、うつ病や自律神経失調症などを心の病を発症してしまうこともある。これは本当に危険だ。


批判を覚悟で、言わせてもらう。

「心を壊したら人生終わりです」

心の病はそう簡単に治せない。何十年、いや、生涯完治することがないケースもある。

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長時間労働で倒れ、その後大変な思いをしている人を今まで何人も見てきたこともあり、健康こそが何よりも大事ということを忘れたことはない。

広い視野で物事を考えられるようになった

1つ目の「自分の時間が確保できるようになった」、2つ目の「健康になった」ことが合わさり、世の出来事や、自分の今後の方向性や将来についてなど、冷静でかつ広い視野で物事を考えられるようになったことは、ものすごく幸せに感じてる。


休みもなく毎日長時間働き、心と身体が疲弊すると、冷静な判断力を失う。




俺の場合、人の意見を全く聞くことができなくなったり、必要でないものを買いまくったり(浪費)、本やネットで色々と情報収集しようとしてみても、頭にまったく入らなかったりと、余裕など全くなかった。


極度に疲労がたまると、本当に冷静な判断力を失い、その結果、今まで親しく付き合ってきた人たちとの関係も悪化していく悪循環。


心に余裕があれば、結果は変わっていたのではないかと、今でも後悔ばかりしている。

まとめ

今回の内容を簡単に振り返ると、

■長時間労働から定時退社に変わると、プライベートな時間が多く手に入る

■心と身体の疲労が軽減され、健康になる

■冷静な思考で、広い視野で物事を考えられるようになった

ブラックすぎる職場から、ホワイトなところへ移った私だからこそ、様々な気付きや考えさせられることが多々あった。


長時間労働で苦しんでおり、心が潰れそうな方、


その職場は自分の未来につながり、かつ、やり甲斐があるというなら何も言わない。そうでなければ、転職を検討することをおすすめする。そこだけがあなたの職場ではありません。探せばいくらでも定時退社の職場はあると断言する。


「プライベートの時間」の価値は人それぞれだと思う。けれど「心と身体の健康」は全ての人にとって、何よりも大切なものということは理解してほしい。

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業界歴15年の元飲食店社員。過酷な労働環境にウンザリし、飲食を去る決意をする。苦戦続きの転職活動の結果、営業職に転職成功。人生が良い方向にガラリと変わったのでその感動をみんなにも伝えたい。努力次第で「飲食店⇒未経験職」転職は可能 。都内在住アラサー男子。