上司がヤバいのばかり!そんな飲食店早く辞めませんか?

どの職場にもうざい上司や、常識はずれのヤバい先輩はいますが、飲食店にいるのは他の業界の人でもびっくりするほど異端な方ばかりです。


飲食店歴15年以上、勤めた会社は5社。調理のヘルプを含めて30ほどの現場を見てきました、どこへ行ってもヤバい人はいます。それも「ちょっと人間性を疑う…」といった話では済むような人ではなく、「絶対に関わらないほうが良い」と会って一緒に仕事をしてみて即決できるほど。


そんな上司の元で働き続けるのは絶対やめたほうが良いと言える明確な理由がいくつかあります。また、うざい・やばい上司の特徴をピックアップし、さらに飲食店という独特な現場がもたらす負の連鎖について話を進めていきます。

こんな人に読んでほしい
○飲食店で正社員で勤務している人

○「ヤバい」上司がいる職場で働いている人

○将来的に会社でガンガン出世していきたいと考えてる人

【退職も検討すべき!】ヤバい上司の特徴

パワハラを悪いことと思わない上司

突然ですが質問です、なぜブラック企業ではパワハラがなくならないのでしょうか?


その答えは、

仕組みを作る側の人間がパワハラを「悪いこと」と思ってないからです。

ここで言う「仕組みを作る側の人間」というのは、経営者を始めとする上層部の人間です。



説明するまでもなく当たり前の話ですが、パワハラは絶対にやってはいけないこと。それにも関わらずブラック企業では未だにパワハラが蔓延しています。呆れた話、

パワハラ=教育の一部

という古き悪い伝統を受け継いでいるからです。

「上司がパワハラをしてくる」これが一部の質の低い上司だけの問題であれば、上に報告するなりして解決できる可能性がありますが、会社や経営者そのものがパワハラ体質であれば、密告したり行動を起こしても事態が改善されることは絶対にありません。

飲食店社員
○○店長から毎日暴言や嫌がらせを受けてます。
酷い時はテーブルにあるスプーンや割り箸を投げつけてきます。
これはパワハラですよね、どうか対処をお願いします。
社長
そうか、それは済まなかった。〇〇店長に注意しておくよ。
(ちぇ、めんどくせーないちいち)

社長
おい、おまえのとこの新人くんがパワハラを訴えてきた。
最近の若造は根性がない、程々にしとけ。
辞められたら困るだろが
パワハラ店長
は、申し訳ありません。

某飲食チェーン店で料理長を勤めた私は、経営者と管理職でこのようなやり取りをしているシーンを何十回も目の当たりにしてきました。


上記の会話で何が一番問題アリかというと、パワハラと思われる行為そのものに対しての処罰がないのです。「辞めたら困るだろ」と、結果ばかりにこだわり、その都合の悪い過程は無視です。


なので、パワハラを注意された店長もその場では一応謝罪はしますが、何度も繰り返します。

自慢ばかりする上司

飲食店で働く上司や先輩がよく言いがちなこと。

■おれは過去に星付きレストランで働いていた
■有名人に付きっきりで接客を担当した
■栄誉ある料理コンテストで賞を取った
■365連勤したことがある
■〇〇ホテルの総料理長と知り合い

このような自分を偉く見せるような発言をする上司の狙いは、

「自分はすごいぞ!仕事出来るぞ!だからおれの言うことおとなしく従え」

いかに自分が実績があるかのように新人や部下に見せ、威張り散らして気持ちよくなりたいか。

このような自慢をしてくる上司と働くのが危険な理由は下記の通り。

■最初は「嘘くさっ」と思っていても、段々とその上司が偉く見えるように錯覚してしまう

■自分も新入りに似たような自慢をする程度の低い人間になってしまう

平気でパワハラしてくる上司よりマシかもしれませんが、くだらない自慢話ばかりしてくる上司と一緒に働き続けると、まじで精神をすり減らします。

理不尽かつ人のせいにする上司

「上司は部下の責任をとるのが仕事」

ここまでかっこよくある必要はありませんが、万が一、自分の責任を部下やアルバイトに押し付け、責任逃ればかりしている上司は本当にう○こ以下です。

過去に一緒に仕事をした飲食店店長で、「こいつ本当に終わってるな…」という人間の行動の一部を紹介します。

■グルメレビューサイトに客から辛口コメントの投稿
→「無知なアルバイトがご迷惑をおかけしました」と謝罪の返信

■レジ金の誤差が発生
→バイトを脅して埋め合わせさせた

■店長が消耗品の発注ミスしたことを部下が気が付き連絡
→「もっと早く連絡しろ!」とブチギレ、部下に買いにいかせる

■厨房内の食材の一部が紛失
→部下に指示して自分(店長)が自宅に持って帰った

■好みのバイトの女の子をシフト優遇

百歩譲って、店長が部下や新人アルバイターにちゃんとした指導を行ったうえで、やってはいけないミスをした場合、指導の一つとして「次やったら弁償ね」「もう一回やったらシフト削るよ」と、軽く揺さぶるのは良いとしましょう。最近では「バイトテロ」といって、モラルのないアルバイトが店の名誉を傷つける行為が問題となっているくらいですから。

しかし、ロクに教えもせず、あらかじめルールを設けてみんなと共有してすらいないのに、トラブルが発生し、部下になすりつける上司は論外だと思います。

セクハラ上司

残念ながら、逆らえない立場を利用して女性にいたずらするヤバい上司は飲食店に多いです。


自分が被害に合った、もしくは危険が差し迫った場合、速攻で辞めましょう。

程度にもよるが、注意してほしい

ここまで一緒に働く上でヤバい上司の特徴をあげました。

  • パワハラを悪いことと思わない上司
  • 自慢ばかりする上司
  • 理不尽かつ人のせいにする上司
  • セクハラする上司

もちろん、これらの特徴の中にも許せるレベルと、我慢できないレベルの差はあるでしょう。軽く受け流せる程度であれば、深く気にする必要はありませんが、度が過ぎており、毎日不快になるレベルであれば、我慢せずに環境を変えるべきです。

ここまでの内容だと、飲食店に限らずどの業界・職種でも当てはまる内容ですので、次の項から「飲食店」という職場にフォーカスし、ヤバい特徴に該当する上司と一緒に働くことがなぜ問題かを解説します。

飲食店はヤバい上司の特徴を受け継ぎやすい

この記事を書く上で一番私が言いたいことを伝えておきます。

飲食店はヤバい上司の価値観・特徴を絶対に引き継ぎます。

なぜ飲食店は上司の考えや価値観を受け継ぎやすいのか、その理由は、

■飲食業界自体が古い伝統を受け継ぐ体質だから

■狭い空間で働くから

■長時間労働により、思考と判断力を失うから

飲食業界自体が古い伝統を受け継ぐ体質だから

「人から人へ…」といったレベルではなく、飲食業界そのものが、古い文化や伝統を大切にし、新しい考えを否定する体質です。それ故、「飲食=ブラック企業の象徴」と言われたり、深刻な人手不足が一向に解消されない理由でもあります。


業界が業界なら、当然そこで働く人間も少なからず影響を受けます。

  • 上司が言う事は絶対!
  • 「最近の若者は…」といった時代の変化を否定
  • 「ブラック」や「底辺」といった都合の悪いイメージは自分達は悪くないと思い続けている

悲しすぎる現実ですが、この鎖国状態の時の日本みたいな考え方が、今の飲食業界そのものです。

狭い空間で働くから

店やキッチンの広さは現場によって様々でしょうが、従業員同士が密接な状態で働くことには変わりません。飲食店の店員で外回りをしてきたり、取引先に出向いたりすることはなく、毎日毎日同じ現場で単純作業の繰り返し。


その結果、見えてる世界や視野そのものが狭くなり、いつの間にか自分が目指すべきは上司や経営者に切り替わるのです。ブラック飲食店の恐ろしすぎる特徴でもあります。


悲しい話ですが、ブラックな飲食店は従業員をあえて視野を狭い人間に育てます。目的は外部との交流を遮断し、余計な価値観や思想を断つことです。辞めずにおとなしく自分の会社で働いてもらうには、外部との交流を避け、狭い空間に閉じ込めて働かせるのが効果的。怖すぎますよね。

長時間労働により、思考と判断力を失うから

ブラック企業の特徴の一つである「長時間労働」は、体力的にも精神的にも疲れ果て、その結果、冷静な判断力と、まともな思考を失う。私はこのブログで何回も唱えてきました。


働き始めた当初は、

新人
この上司意味不明!
絶対こんな人間になりたくない!

心の中で思っていても、一日14時間拘束・休みが月に4回などの働き詰めの毎日を送るといつのまにかまともな思考が失われます。そのうち、「上司が正しい」という認識、もしくは、異論を唱えることが面倒くさくなり、本来あった思考がストップ状態に。


ブラック企業で「社畜」と言われる状態に陥ってしまう人は皆、このサイクルにハマっていくのです。沼のようにドロドロと底なしなので、一度浸かってしまえば抜け出すことは容易ではありません。


気がつけば、「異常」と感じていた上司そっくりの自分になってしまって、そのことに未だに気づいてない人が、飲食店にはとても多い。そればかりか、ヤバい上司に育てられたことを高々に「おれは厳しい先輩に育てられた、お前らもそのやり方で指導してやる」と、都合の良い方向へ持っていく思考がもうブラック企業の操り人形そのもの。

最後に

この記事のまとめ
○どの職場にもヤバい上司は存在する(ある意味仕方ない)

○しかし、飲食店はヤバい上司がいる確率がものすごく高い

○そのヤバい上司と一緒に働き続けるのは危険

○飲食店のような閉鎖的な現場はモロ上司の価値観や思考を受け継ぎやすい

ある程度社会人経験をしてわかったことは、多くのひとが上司の影響を濃く受け継いでしまうということ。つまり、ヤバい上司のもとで我慢して働き続けたら、数年後にあなたはその上司そっくりになってる可能性がとても高いのです。


その中でも閉鎖的な飲食店に至っては、直属の上司、店長やシェフの特徴を受け継ぎやすいのです。


運良く、自分的にも、客観的にもみて本当に素晴らしい上司がそのお店にいるのであれば、それだけで働く価値はあると思いますが、ブラックな職場がほとんどな飲食店において、そのような人と巡り合う可能性はかなり低いでしょう。

■パワハラ上司にもう付いていけない
■自宅で上司の顔を思い浮かべるだけで胃が痛くなる
■声を聞くだけでビクビクしてしまう

このような方はもうその飲食店を辞めませんか?


たしかに飲食店において、ヤバい上司がいる確率はかなり高いですが、ゼロではありません。我慢を続けて体と心を壊す前に、転職を視野に入れ、新しい職場を探してそこへ移るほうが良いかと思います。

【料理人が選ぶ】飲食店におすすめの転職エージェント・転職サイト

2020.05.02