

- 【知らないと損】退職の引き止めの断り方を転職経験5回の著者が解説 - 2021年5月2日
- 辞めたいけど言えない人のたった一つの共通点とその解決策を提案【あなたの背中を押します】 - 2021年4月29日
- 「飲食店の正社員の辞め方がわかりません」←何度も辞めた著者が教えます - 2021年4月28日
冒頭からかなり重たい話になりますが、女性の皆さんに聞いてもらいたいことがあります。
今付き合ってる彼氏が飲食店勤務、もしくは結婚した夫が飲食店の正社員の場合、このまま一緒に過ごすと孤独やストレスを抱え込むことになるということ。
そして、それを耐え抜く覚悟が必要です。
飲食店勤務の男性と末永く二人で暮らそうと誓いあっても、何かと不都合が頻繁に起こる可能性が非常に高いです。
飲食店に勤務する人を結婚相手に選ぶとどんなことが待っているのか?
元飲食店勤務の著者がお伝えします。
○付き合ってる彼氏が飲食店勤務
○仕事ばかりで家庭をないがしろにしてる飲食店の社員
目次 クリックで非表示→
飲食店勤務の夫を持つ女性の不安・ストレス・苦労
飲食店で勤務する男性と結婚した場合、待っている苦労というのは下記の通りです。
①旦那の帰宅時間が遅く孤独を感じやすい
②休みが少ないので、一緒にいる時間も少ない
③帰りが遅く、会話する時間やお出かけの計画が立てにくい
④子育てに参加してもらえずイライラ
①旦那の帰宅時間が遅く孤独を感じやすい

すでに付き合いが長い場合はご存知かと思いますが、飲食店の社員の拘束時間および勤務時間は異常なほど長時間です。1日14時間拘束で休みが週に1回とれるかどうかの人も未だに多数ではないでしょうか?
同棲したとしても、仕事の日は出勤前の早朝か、帰宅後の深夜1時すぎくらいしかまともに顔を合わせることが出来ません。それに加えて、休みが少ないと、デートやお出かけに行く時間どころか会話する機会すらない。
「仕事だから仕方ない…」
現時点でそう思えたとしても、結婚した場合この先ずっと今の状態が続きます。子供が出来た場合、育児に協力してもらえません。というか、そんな時間すらないのです。
②休みが少ないので、一緒にいる時間も少ない

説明するまでもないですが、休みが少なければ二人の時間をめいいっぱい取ることなど不可能。共働きで、お互いが飲食店やシフト制の職場で勤務している場合、公休希望を同じ日に申請すれば一緒に休みをとってデートにいけるかもしれません。
一番厳しいのが、「彼は飲食店勤務、私は土日祝日休みのOL」というケースです。というのも、飲食店を始めとするサービス業の人で土日祝日に休みを取ること自体が無理ゲーに近いからです。
ぶっちゃけ、シフトを管理している側(店長やシェフなど)になれば好き勝手自分の休みを入れることは可能です。しかし、立場が偉くなればなるほど、「土日みたいな忙しい日に休んでられない…」といった謎の正義感が立ちはだかります。
③帰りが遅く、会話する時間やお出かけの計画が立てにくい
■帰宅時間が遅く一緒に住んだとしてもまともに会話する時間すらない
■休みが少なくデートやお出かけする機会がかなり少ない
■そもそも、二人の時間が取りにくい
強調したい部分は上記ですが、これだと飲食店に限らず、他業種・他職種でもよくあることです。
しかし、飲食店は、この世界独特の嫌らしさや悪い伝統がたくさん詰まっており、それを見事に継承してしまう負のスパイラルが未だに存在します?

- 具体的に
■休みを返上し、長時間働くことを美徳としている
■自分のことなど後回し、会社とお客さんが最優先
今の若い世代の人からすれば「ヤバいなこの考え方、古すぎw」と感じるのが当たり前ですが、飲食の世界ではこのような古い考えが未だに存在し続けています。
大昔だと飲食業界に限らずどこもそうでした。しかし、時代は変わり、仕事よりもプライベートや個人に重きを置くことを「理想な生き方」としている昨今、ブラック企業や飲食店の古い考え方は淘汰されていきます。
繰り返しますが、古い考え方が未だに染み付いているのが飲食店です。働き始めた若い人でも、最初は「異常だ!やばすぎ!」と感じるのですが、長く働いていると自然とこの古い考えを受け継いでしまうもの。長時間労働の繰り返しによって冷静な思考と判断力を失うからです。
話が大きく逸れそうなので、「負のスパイラル」についての話は省略しますが、飲食店勤務の人は普通にこんなことをします。
■もともと決まってた休みの日でも、何か問題が発生したら迷うことなく出勤する(休日返上)
■奥さんや子供、そして自分のことさえ後回しにし、仕事を最優先にする
こんなこと毎回されていては、二人でデートしたり、会話を楽しむなど出来ません。
「好き」・「ずっと一緒にいたい」という気持ちで結婚したはずが、皮肉なことにそんな想いは裏切られます。
逆を言えば、「一緒に過ごせる時間が少ないからこそ結婚した」とも考えられますが、これ、本当に「幸せ」に近づけてるのでしょうか?
④子育てに参加してもらえずイライラ

最近では「育児パパ」などという言葉があるように、お父さんも子育てやその他の家事を一緒にやるのが理想とする考え方が広まってます。ですが、もう話の流れからして予想出来ることですが、プライベートの時間が少ない飲食店勤務の旦那さんは、子育てに参加するのは厳しいでしょう。
人手不足の現場に勤務している人の場合、入学式や授業参観などの子供の行事にすらロクに顔を出すことも不可能。
「みんなのパパは来てるのに、ぼくのパパはなんで来てくれないの?」
そう子供に言われたお母さんの気持ちを考えると張り裂けそうなくらい胸が痛みます。
一番伝えたいこと

飲食店勤務の男性と結婚したら、想像以上に苦労します
今回の内容を振り返るとすればこの一言で終わります。
「知らなければ幸せだった」とか「見なきゃ良かった」など思うかも知れませんが、本当にそうでしょうか?
知らないで不満やストレス、孤独を抱えたまま何年も過ごすのと、真実を知り、改めて関わる人を変えたり、理解した上でこの先ずっと一緒になる「覚悟」を決めるのでは「後悔」の大きさが変わってきます。
今まさに旦那が飲食店勤務で夫婦生活に嫌気がさしてるお母さん、これをこの先もずっと耐えれますか?
苦しいけど「好き」という想いは消せないで余計に悩んでたりしませんか?
飲食店で働く全員が全員というわけではありませんが、他の職種に比べて飲食店勤務というのは圧倒的にプライベートの時間を取りにくいのは15年以上働き、何社も渡り歩いた私が経験しました。
限られた時間だと思いますが、一度本音をぶつけてみることをオススメします。仕事が忙しすぎて普段気が付かなかった「大切なもの」を思い出すきっかけを作れる可能性はあります。
家庭やプライベートを軽視する旦那にうんざり!解決策は?

覚悟を決めて乗り切る

ここまで飲食店で働く人と結婚した先に待ってる不都合なことについての内容でした。
■働き詰めの旦那に気を使って、やりたいことや趣味を自粛
■子供はもちろん、家族揃って晩御飯を食べれない
■「仕事だから仕方ないだろ」と言われると何も言い返せない
これらを理解した上で今後も不安や孤独と向き合う覚悟があるのであれば、何も言いません。
転職を勧める

飲食店勤務の旦那さんを持つお母さんの9割はこう思っています。ですが、働いている本人(夫)は家庭が嫌なわけでも子供が嫌いなわけでもありません。
ただ単に時間と気力がないだけです。
その原因は飲食業界のおかしな労働環境にあるとはっきり断言できます。
■仕事がキツそう
■育児や家庭云々ではなく、本人がそろそろ限界に近い
■もっと自分と子供のことを考えて欲しい
上記のようなことを思っている場合、自分が抱えてる悩みと、今の生活を続けることのデメリットを夫に打ち明け、飲食業界以外の道へ転職を検討させるのも一つの手です。
いくらブラック企業が生きにくい現代でも、飲食業界の体質や文化は今後も変わることはありません。職場によって差はあるものの、基本的に飲食で働く場合は大幅な労働環境の改善は見込めないでしょう。
旦那さんがもし、自分でもそのことを理解している場合なら、ブラック飲食業を抜け出すきっかけを作れるかもしれません。その決心をした場合、誰よりもそばにいて応援してあげてほしいと思います。
別れる


こういう場合は「別れ」を選択するのもムリはありません。
「仕事だから仕方ないだろ?」
「みんな苦労してんだよ!」
こんな言葉はうんざりです。幸せになるために結婚したのに、なんでお互いの時間が共有出来ない生活を続けるのでしょうか?
フラストレーションが溜まっていくばかりの生活を我慢して、夫婦も子供も幸せになると思いますか?
この生活をあと何十年耐え続けないとダメなんですか?
「結婚」した意味がありません。
新たな出会いを探そう

・長年付き合った彼と別れる
・結婚したけどやっぱり離婚する
・恋人を変える
これらは何も悪いことでも、恥じることでもありません。世の中の多くの人が付き合い、結婚・出産を経験。それと同時に別れや離婚も経験しています。
ツラいことも多いと思いますが、あなたは一人で苦しむことはしないで下さい。
また新たな素敵な出会いが必ずあります。
ありがたいことに、現代は多機能なマッチングアプリが数多くあります。

一昔前までは、
「出会い系」
などと悪いイメージが先行してましたが、今は違います。
20代、30代であれば利用していない人のほうが少ない状況まで変化を遂げており、誰でも気軽に利用できる(もちろん、18歳以下は不可!)ようになりました。
「今の彼とは別れたいけど、新たな出会いがなさそう…」
こう思う人であれば、1回は試しに利用してみてはいかがでしょうか?

まとめ
○それを理解した上で結婚する、別れるなどを検討するのが大事
○お互いの価値観を共有し、転職を勧めるのも一つの手段