【実話】夜勤・泊まり勤務は寿命を縮めるほどきつい!【合わない人はすぐ辞めるべき】

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クマログ
業界歴15年の元飲食店社員。過酷な労働環境にウンザリし、飲食を去る決意をする。苦戦続きの転職活動の結果、営業職に転職成功。人生が良い方向にガラリと変わったのでその感動をみんなにも伝えたい。努力次第で「飲食店⇒未経験職」転職は可能 。都内在住アラサー男子。

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今の職場で夜勤や泊まり勤務のシフトで働いている方々に声を大にして伝えたいことがある。
それは、

夜勤が「体に合わない」・「きつい」と感じてるなら今すぐにやめるべき

ということだ。


夜勤、もしくは仮眠がロクに取れない泊まり勤務にはデメリットが多い。長期的に続けると様々な体調不良を引き起こす。必ず。将来的に寿命を縮めるほど悪影響があるという研究結果もあるほどだ。詳しくみていこう。

この記事の主な内容
■夜勤や泊まり勤務は長期で続けると寿命を縮める研究がある

■数年間経験した筆者が語る「夜勤をオススメ出来ない理由」

■「きつい」と感じてるなら夜勤はやめるべき

夜勤は寿命を縮める研究結果がある

そもそも、「夜勤ってどれが該当するの?」という人もいるかもしれないので簡単に説明しておく。

●「夜勤」とは「夜間勤務」の略
●ホテルや病院、コンビニなど24時間稼働し続ける職場で多く用いられる勤務体制(三交代勤務)
●主に21時~6時といった深夜から早朝にかけて勤務する(職場によるけど基本どこも同じ)

夜勤従事者は、一般的な人が仕事や学校を終えて帰宅し、眠りにつく頃に出勤しようやく仕事スタート。簡単に言えば、昼夜逆転の生活スタイルだ。


夜勤を続けることによって寿命を縮めるということで有名なのは、フランスのヴィスナール教授の研究だ。

ヴィスナール教授の研究
○フランス政府の委託で約2万人の交代勤務労働者を対象とした調査

○「夜勤者は寿命を10年縮める」と結論づけた

○夜勤を長く続けるほど、胃の病気やガンの発症率増加につながるのが原因としている

寿命が10年も短くなってしまうのは衝撃的だろう。しかし、


「夜勤を長くやる=寿命が短くなる」


と、言葉だけだとイメージがわかないと思う。


要するに、

生活が不規則になる夜勤を続けると、頻繁に体調不良がおき、それが蓄積して結果的に早死にするということだ。

夜勤の仕事を始める

不規則な生活で体調不良が起こりやすくなる

体へのダメージが蓄積する

様々な病気を引き起こしやすくなる

結果的に寿命が縮む

夜勤(泊まり勤務)で私は自律神経を悪くし、上司は鬱(うつ)に…

少しだけ俺の昔話をさせてほしい。


ホテルのキッチンで勤務している時、昼過ぎ(14時ごろ)に出勤し、0時に終わるシフト(泊まり番)で勤務していた頃。この場合、翌日は4時(もちろん朝の4時です)に出勤で終業が14時のシフト(明け番)。

22(火)23(水)24(木)25(金)
公休14:00
~
0:00
(遅番)
4:00
~
14:00
(明け番)
14:00
~
0:00
(遅番)
泊まり勤務してた頃の勤務表(一部抜粋)




泊まり番が終わり、明け番までの間の空白時間が睡眠時間だが、人手不足もあり、当然定時に終わることはほぼない。仮眠出来たとしても、2~3時間ほど。ひどい時は、仮眠することなく明け番をむかえることもあった。


実質、劣悪な二交代勤務で、今思えば三交代勤務の夜勤担当よりも環境が悪かった。

【補足】
Q.【なぜそんな職場続けてたのか?】A.好きで始めた仕事だし、結構有名で大きなホテルだったので、多少の厳しさや労働環境については我慢せざるを得なかったからです。




言うまでもないことですが、生活リズムが大幅に狂い、頻繁に体調不良に襲われた。明け番が終われば、お昼すぎに帰宅できるが、当然眠気や疲労に襲われて、家についたら即寝落ちし。深夜に目覚めてしまうという最悪なサイクルが続いた。


休日を迎えても、不規則な勤務の影響か、常に倦怠感と眠気におそわれ、どこか外出してもすぐに「帰りてぇ」となり、娯楽を楽しむ余裕すらなかった

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危機感を覚えたのは、こんな劣悪な生活習慣が続いたとある日。体中に蕁麻疹が出て、さらには腰痛、結膜炎、円形脱毛症など、身体の不調を表すサインが突如同時におきたのだ。これにはさすがに焦った。今まで大きな病気やケガをした経験がなく、他人よりも身体が丈夫と思っていた俺が、まさかこんな露骨に具合悪くなるなんて…。



皮膚科や整形外科など数多くの医療機関を受診したが、なかなか治らない。
「自律神経を悪くしてるのでは?」ということもあり、心療内科を受診したら、「自律神経失調症」と診断された。

【注意】
自律神経失調症は人によって様々です。蕁麻疹や腰痛は、あくまで私クマログの症状であり、自律神経を悪くするすべての人に同じ症状が出るわけではありません。


これはしばらくの間、仕事を休まないとヤバいと思い、会社に連絡した。ちょうど同時期に、私の先輩が心を病んで鬱になり、出勤しなくなったと報告を受けた。自分だけでなく、他の人まで体調を悪くするなんて…。やっぱり不規則な生活が一番身体を壊す…そう感じた。

夜勤はデメリットが痛すぎる

繰り返しになるが、体調を崩すリスクが高まるのが夜勤の最大のデメリットだ。


よく聞くのが、

○夜勤は給料が良い
○夜勤・泊まりだと通勤がラク
○昼間に帰れるから最高!


などの夜勤のメリットと一般的にいわれてること。


一つ一つにツッコミをいれさせてもらおう。

夜勤は給料が良い

給料が良いというのは、単に通常勤務に比べて「早朝・深夜帯手当」や「泊まり手当」などが支給されるという話だ。日中に勤務してる通常の人の倍ほど給料が貰えるならメリットと言えるかもしれないが、


健康を悪化させるリスクが大幅に高まることを引き換えに得る手当に価値があるとは思えない

というのが俺の持論だ。身体を壊し、医療機関にかかるお金が増えたり、体調不良で欠勤扱いとなり減給される場合のことを考えると、待遇が良いとは思えないと感じませんか?

クマログ
私が働いていたホテルでは深夜早朝帯の勤務は「給与1割増」で泊まり手当は「回数×1000円」でした。寿命と引き換えに得た割には少ないですよね…(泣)

夜勤・泊まりだと通勤がラク

夜勤の場合、電車が混雑する時間帯を避けれるため、通勤・退勤はスムーズにいくだろう。泊まりの場合は通勤・退勤の回数そのものが、日勤の人の半分になるわけですから、断然ラクになる(おまけに交通費もお得)。





それだけです。


飛びつくほど喜ばしい話には思えない。どうしても身体を悪くするデメリットがほうがチラつく。

昼間に帰れるから最高!

たしかにお昼頃に帰宅できるとなると、ついでに買い物や歯医者、美容院など、比較的空いている時間に寄ることができるだろう。


しかし、俺の実体験でも説明したが、夜勤明け(泊り明け)は常に眠気と倦怠感に襲われる。買い物を楽しんだり、プライベートの時間を心から満喫することなど出来ないほど。


そして家に帰ると、洗濯やら掃除やら、やるべきことをやらずに眠りについて、気がつけば深夜の2時…なんてことに。

「きつい」、「辛い」、「合わない」と感じたらすぐに辞めるべき

繰り返しになるが、夜勤や泊まり勤務はオススメできないし、今現在夜勤をやっていて、「きつい」と感じている人は、取り返しがつかないくらいに身体を壊す前に辞めるべき。こう断言する。

■「俺は体力には自信があるから平気だ!」
■「私は夜強いから大丈夫」



と思っている人も中にはいるだろう。かくいう俺もそうでだった。生活リズムが不規則になる夜勤は、基礎体力とか、過去に大きな病気をしたことがないとか実はあまり関係なく、「合う」、「合わない」といった先天的なもの、相性のようなものがある。


なので、

「今は辛いけど、段々と身体が慣れればいけるっしょ!」


という考えは非常に危険だ。体調を崩し数ヶ月働けなくなった俺と同じ末路を迎える可能性が非常に高い。慣れていっているつもりが、徐々に身体を蝕んでいる恐れがある。


「夜間勤務のメリット」を世界中からかき集めて、それらを全部並べたとしても、「健康を悪化させる」というデメリットに勝つことは絶対に出来ない

クマログ
体を壊した私だから言えることは、「夜勤や泊まり勤務は絶対にオススメ出来ない」ということです

不安があるなら転職エージェントに相談

「夜勤は体に悪いから辞めろと言われても、転職の仕方がわからない」

このような人もいるだろう。


結論から言えば、転職関連の悩みであれば転職エージェントに相談することで解決する。俺自身もホテルを辞める時、次の職場をなかなか決められなかった。でも転職エージェントと面談すると、様々なアドバイスを貰うことができた。結果として自分が望む条件で転職することも出来た。


夜勤や泊まり勤務をしている人にはわかると思うが、不規則なシフトのせいで、仲の良い友人となかなか会えず疎遠になり、孤独感に襲われ、転職の相談をする人がいない状況に陥る。


そんな時に転職エージェントの人に助けられたのを今でも覚えている。


良くも悪くも、夜勤や泊まり勤務などのシフト制の職場の場合、平日に休みが回ってくる場合がほとんどなので、仮に転職活動を初めた場合、多くの企業と面接が出来るのは強みでもあるだろう。

クマログ
土日祝休みの企業は、平日にしか面接してくれないので、シフト制の職場のほうが転職活動は進めやすい!

リクルートエージェント

転職と言えば「リクルートエージェント」とまで言われるほどの大手転職エージェント。俺も転職する際は必ず利用したし、実際に何社も内定に繋げてくれたことがある。


担当者が2人以上就くので、相談や連絡事項がスムーズで転職活動が円滑に進んだ。求人案件の多さが強みなので、業界選びに迷っている人は必ず利用すべき転職エージェント。

転職成功実績No.1 公式:リクルートエージェント

Re就活エージェント

20代向けのおすすめなのがRe就活エージェント。年間5000名以上の20代就職・転職サポートという実績は申し分ない。

20代未経験でも挑戦できる求人数が豊富なのも魅力的だ。

充実したサポート実績 公式:Re就活エージェント

Foods Labo(フーズラボ)

飲食業以外の方でこの記事にたどり着いた人の場合は申し訳ない。深夜早朝に頑張る飲食店勤務の方向けの内容だ。

Foods Labo(フーズラボ)は年間3000人の相談実績があり、飲食店特化転職エージェントのなかでも圧倒的な成長率で、シェアを伸ばしている。

飲食の仕事は大好きだけど、深夜早朝の勤務はもう嫌だ

という方は別の飲食に転職することを検討するのも手だ。

営業形態
労働環境
給与
休日日数

様々な条件で自分が働きたいお店を探すことが出来る。フーズラボはサイトも見やすく使いやすいので働きながら転職先を探すのに助かる。登録するだけで、あなたの職歴を見て欲しいと思ったお店からスカウトが来ることもあるし、困ったときは無料でエージェントに相談することも可能だ。

俺自身もフーズラボを利用し、労働環境の整ったホワイトな飲食店に転職を成功させた過去がある。自信を持って紹介できるオススメの飲食専門の転職サイトだ。

希望条件が叶う飲食に転職 公式:Foods Labo

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業界歴15年の元飲食店社員。過酷な労働環境にウンザリし、飲食を去る決意をする。苦戦続きの転職活動の結果、営業職に転職成功。人生が良い方向にガラリと変わったのでその感動をみんなにも伝えたい。努力次第で「飲食店⇒未経験職」転職は可能 。都内在住アラサー男子。